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● ニュースと感想 (4月19日)
(1)
津波の動画の追加分。(動画あり。)
→ Open ブログ 「お知らせ」
(2)
夏の停電対策は不要である、と判明した。「夏は電力不足になるので大変だ」と危機感をあおった東電は、嘘をついていたのだ。
→ Open ブログ 「夏の停電対策は不要」
● ニュースと感想 (4月20日)
(1)
夏の電力需要のピーク時に、停電が起こりそうになったら、どうすればいいか?
この問題を回避する最善案を示す。
→ Open ブログ 「夏の停電対策の最善案」
(2)
夏の電力不足を解決するには、原発も火力も増設する必要はない。
なぜか? 供給を調整するよりも、需要を調整すればいいからだ。
→ Open ブログ 「原発も火力も増設不要」
● ニュースと感想 (4月21日)
(1)
原発のコストを算定する従来の算式は、おかしいところがある。コストを正しく計算するにはどうすればいいかを示す。
→ Open ブログ 「原発のコスト(その真相)」
(2)
放射性物質の量は(原発周辺を除けば)たいしたことはない、と思われている。しかしその数値は妥当でない。正しい値は、その数十倍だ。
→ Open ブログ 「放射性物質の量(その真相)」
● ニュースと感想 (4月22日)
(1)
原発について過去を振り返ってみると、こう言える。「人類は、資源については悲観しすぎ、技術については楽観しすぎた」と。つまりは、見込み違いだ。
→ Open ブログ 「原発の是非(人類の見込み違い)」
(2)
安全対策の国際機関を設立せよ、という意見が、IAEA に提出された。世界トップレベルの専門家の提案は、私の見解と同様である。
→ Open ブログ 「安全対策の国際機関」
(3)
千葉県の東部で震度5の地震があった。3月11日以来では、久々の大型の地震だ。
この分だと、静岡の地震の可能性はいっそう高まった。浜岡原発のせいで首都壊滅になるのを、覚悟した方がいいかもしれない。
→ Open ブログ 「千葉の地震」
● ニュースと感想 (4月23日)
(1)
てんかんの患者が、薬の飲み忘れて、交通事故を起こした。死者多数。
この問題は、原発の問題と共通する。
→ Open ブログ 「てんかんと原発」
(2)
脱原発のために風力発電を、という声があるが、全然ダメだ。
→ Open ブログ 「風力発電の妄想」
● ニュースと感想 (4月23日b)
「菅直人はやめるべきか?」について。
菅直人はやめるべきだ、という声が強い。私もその気持ちはわかる。どちらかと言えば、やめた方がいいと思う。
少なくとも、菅直人は首相の器ではない。何でもかんでも自分でやろうとしているからだ。独裁者に近い。
本質的に言えば、人の使い方ができていない。経営能力がゼロに近い。その点では、阪神大震災のときに、全権を担当大臣に委ねた、村山首相の方がずっと偉かった。こういうふうに全権委譲ができればいいのだが、菅直人は全部自分でやろうとする。できないことをやろうとしているから、無能にも見える。
しかし、である。少なくとも菅直人は、無能であるという美点がある。それは、「やろうとしているが、やれない」ということだ。一方、「やろうとしていることが正反対だ」という場合もある。たとえば、「原発推進」という方向だ。
で、菅直人がやめたら、どうなるか? 現状より、マシになるか? たとえば、自民党が政権を取ったら。あるいは、小沢が政権を取ったら。無能ではないだろうが、とんでもない方向に進みそうだ。 (^^);
実を言うと、現状では、期待する値がすごく上がっている。原発の暴走という状況で、正しい方向を取るには、どうすればいいか? やるべきはずの原子力委員会と保安院が機能停止状態だ。(というかもともと機能が欠落している。)
こういう状態では、選択肢がないのだから、首相としても、腕の奮いようがないのだ。
いろいろと考えると、現状では、菅直人のかわりにどの政治家がなっても、現状より良くすることはできないと思う。自民党の誰かでも、民主党の誰かでも、ダメだ。ソフトバンクの孫正義なんか、最悪だ。あんなのが首相になったら、「太陽光エネルギー」をめざして、日本は暴走する。原発でなくて、日本が暴走して、日本が炎上する。
ぶっちゃけて言えば、現在の問題を解決できるとしたら、「原発の安全体制を国際機関で」と示した人だけだ。それは、私だけだ。私以外には、いない。ゆえに、誰が首相になっても、問題は解決できない。
菅直人は確かに首相として失格だし、無能の極みだが、他の政治家だって、みんな同様だ。菅直人をクビにすればいい、という問題ではない。
少なくとも、孫正義が首相でない分、日本はまだマシである。
● ニュースと感想 (4月24日)
(1)
放射性物質で汚染された土壌を処理するには、どうすればいいか? 土壌交換か、ヒマワリか?
→ Open ブログ 「土壌交換かヒマワリか?」
(2)
東京電力をどう処理するか? 多くの人が疑問に感じているようなので、私なりに、正解と思える案を示そう。かなり画期的な案だ。
→ Open ブログ 「東京電力をどう処理するか」
● ニュースと感想 (4月25日)
(1)
炭酸ガスを固体化すると、ドライアイスになる。これを南極の地下に封入すれば、低コストで炭酸ガスを削減できそうだ。
→ Open ブログ 「炭酸ガスを南極で封入」
(2)
洋上の風力発電は、結構実用になるようだ。低周波の公害もなく、電力の変動も小さめであるようだ。
→ Open ブログ 「洋上の風力発電」
(3)
放射性物質が土壌を汚染している分布の地図。
(予測値でなく実測値)
→ Open ブログ 「福島県の土壌汚染 地図」
(4)
全国の放射能濃度一覧 (各県)
→ Open ブログ 「 各地の放射線の量」
(5)
孫正義と池田信夫が喧嘩している。twitter で。
→ Open ブログ 「孫正義 v.s. 池田信夫」
● ニュースと感想 (4月25日b)
「復興震災税」について。
復興会議が「復興震災税」なるもの(実態は消費税増税)を掲げている。しかし、まるで見当違いだ。
そもそも、財源をどうするかは、一国のマクロ経済にかかわることだ。それは経済学で決めるべきことであり、復興会議で決めることじゃない。いくら財源が心配だかといって、見当違いのことに口を出すべきではない。
比喩的に言うと、新車開発のプロジェクトリーダーに任命された人が、新車開発の技術のことをほっぽり出して、銀行から借りる融資とか、社債とか、そういうことに口出しをするようなものだ。あまりにも見当違いだ。馬鹿丸出し。
五百旗頭真議長が提言したということだが、ここまで馬鹿なら、こいつをクビにするのが先決だろう。そもそも、議長というものは、あれこれと自分で提言するのが仕事じゃない。議論の交通整理が仕事だ。議長が言い出しっぺになったら、話が進まない。どうしても提案したければ、自分は議長の座を降りて、一人の委員の立場で言うべきだ。議長が議論をリードしだしたら、それはもはや独裁である。馬鹿馬鹿しい。学級会議の原則さえも理解できていないようだ。小学生でさえわかることを理解できていない。こんな馬鹿は、クビにして、そこいらの小学生に議長をやらせた方が、はるかにマシである。
じゃ、復興の財源についてはどうするべきか……という話は、また後日。
● ニュースと感想 (4月25日c)
Firefox 4 の変更点とカスタマイズを示す。変更されて、使いにくくなった点があるので、元に戻す方法など。
→ Open ブログ 「Firefox 4 のカスタマイズ」
● ニュースと感想 (4月26日)
福島原発の処置は、失敗続きだ。これほどにも愚劣な失敗が続くのは、法則に従っているからであろう。マーフィーの法則。とすれば、次の失敗は……
→ Open ブログ 「福島原発:マーフィーの法則」
● ニュースと感想 (4月26日b)
復興の財源はどうするべきか? …… 私なりの案を示す。
→ nando ブログ 「復興の財源」
● ニュースと感想 (4月27日)
(1)
地震のときには、携帯がつながりにくい。通話もメールもつながらない。
twitter は大丈夫だ、と言われるが、もっといいものがある。gmail などの web メールだ。
→ Open ブログ 「地震のときの携帯は?」
(2)
池田信夫が太陽光発電について、さんざん悪口を言っている。これについての私の見解は……
→ Open ブログ 「池田信夫と太陽光発電」
(3)
前出の「東京電力をどう処理するか」の続き。
「株主や社債保有者が金を負担するべきなのは、どうしてか?」という疑問に答える。
→ Open ブログ 「続・東京電力をどう処理するか」
● ニュースと感想 (4月28日)
(1)
放射線の分布地図が公開された。その地図を示す。
→ Open ブログ 「放射線の分布地図」
(2)
放射線の危険については、過大評価と過小評価がある。過大評価する人も、過小評価する人も、どちらも目が曇っている。では、正しい評価は?
→ Open ブログ 「放射線の危険性の評価」
(3)
ソニーのプレステの顧客情報が漏れた。暗号化もしていなかったようだ。予想される賠償額は 2.7兆円。
→ Google and Me ブログ「プレステの情報漏れ」
● ニュースと感想 (4月29日)
(1)
福島第1原発の4号機は、現在では小康状態だが、実は非常に危険な状況であったらしい。大被害が起こらなかったのは、偶然の産物にすぎないようだ。
→ Open ブログ 「4号機、危機一髪」
(2)
福島原発の周辺は、将来的には復興される予定だ。しかし、復興するべきではない。原発周辺は、人が住むべきではないのだ。
→ Open ブログ 「原発周辺を復興するな」
● ニュースと感想 (4月30日)
放射線の危険性を知るには、死亡率や発癌率を見ればいいか? それで十分か? この問題を考えるには、原爆症と比較するといい。
→ Open ブログ 「放射線被害と原爆症」
● ニュースと感想 (4月30日b)
「菅直人はやめるべきか」について。
菅直人はやめるべきか? 29日の朝日・朝刊を見たら、「やめた方がいい」と思った。2面に「復興会議 内輪もめ」という記事がある。復興会議の本体(親会議)の下に、検討部会(子会議)があるが、子会議がいろいろと議論をすると、親会議の意見がないがしろにされてしまうから、子会議を休止せよ、と親会議の側が圧力を掛けたらしい。
→ 要旨 ,Google
呆れてしまった。親会議の方には、あちこちの文学系の文化人ばかりがいて、社会科学系の経済などには無知な人々ばかりがそろっている。誰かがいみじくも言ったように、横綱審議会みたいな素人の集団だ。それが威張り散らしているのは、ま、無視すれば言いと思ったが、そいつらが専門家の検討部会を弾圧するとは。呆れた。
そりゃまあ、専門家が報告を出せば、親会議の素人連中の馬鹿さ加減はわかるだろうが、それを防ぐために、子会議を弾圧とは。東電と同じぐらい悪質な連中だ。自分の体面・メンツのために、日本をつぶそうとしている。
こんな悪質な連中に日本復興を委ねるようでは、日本はおしまいだ。彼らをのさばらせたのは、そういう人選を自ら行なった菅直人に責任がある。とすれば、菅直人は復興会議を解散させることはできない。ならば、菅直人にやめてもらうしかない。
と、朝のうちは思った。
しかし、次のページを見て、考えを改めた。
→ アゴラの菅直人 批判
ここで紹介された玉井克哉の見解(菅直人はまったく無能だ)というのは、[以下修正]まったくの勘違いだ。「法律がないと設置できない復興庁なるものにこだわる」として政府を批判しているが、そういうことをしているのは、政府でなく、自民党である。菅直人はむしろ、復興庁なるものの創設に「二重行政になる」と抵抗している。玉井克哉は、事実を正反対に誤認している。そして、上のサイトの人(引用者)も、ここを勘違いして批判している。
他の部分も読んだが、やはり、呆れはてた。
これほどの馬鹿がいるとは。こういう馬鹿に比べれば、菅直人の方が、はるかにマシだ。
そう思って、考え直すと、世の中にいる政治家連中は、菅直人よりもひどい連中ばかりだ。菅直人は、無能だ。その意味は、「やろうとしていることは正しいが、やる能力がない」ということだ。一方、他の連中は、「やろうとしていることそのものが見当違いだ」ということが多い。
鳩山 …… 宇宙人
小沢 …… 復興資金を使って岩手で利権
岡田 …… 頭が固すぎて、即応能力なし
前原 …… わがままで腹黒い独裁者。ハンサムな悪党。
自民 …… さらに悪くなる。日本を食い物にする。(原発はそもそも自民)
公明 …… 判断力がない。風見鶏。
みんな …… 比較的マシだが、能力不足。現時点でも発言力が低い。
というわけで、誰がやっても、菅直人以下であると思う。単に首相の首を替えるだけでは、何も改善しない。それだったら、菅直人のまま、有能な側近を付ける方が、よほど有効だ。たとえば、仙谷とか。もし仙谷が官房長官をしていたら、今ほどひどくはならなかっただろう。
そしてまた、その仙谷を辞任に追い込んだのが、自民と公明であったことを思えば、現状をひどくしたことの責任は、自民と公明にある、とも言える。
今日の日本で、比較的マシなのは、河野太郎ぐらいか。
彼が首相になれば、今よりも、マシになりそうだ。しかし、それ以外では、もっと悪くなるだろう。特に、孫正義みたいなのが首相になったら、日本は破滅する。(電気労金は5倍ぐらいになる。それだけで収入の多くが消えてしまう。)
菅直人は、復興は上手にできないかもしれないが、少なくとも、日本を破滅させることはない。それだけ、マシかも。孫正義や自民などが政権を握ったら、日本はもうおしまいだ。(安倍や福田や麻生のときに地震が起こらないで、日本は幸いだった。)
[ 付記1 ]
今にして思えば、阪神大震災に適切に対応した村山首相は、有能だった。
ただ、それには、事情もある。村山首相がやるべきことは、復興だけだった。そのための組織も、既存の組織を使えた。
今の日本は、震災と原発のダブルパンチだ。しかも原発に対応する組織が存在しない。(安全委と保安院は、どちらも空っぽな組織だ。天下りのためにあるだけのような形式的な組織。会議はいつも5分間で解散。会議とはお茶飲み会のことにすぎない。)
こういう状況では、菅直人以外の誰がなっても、無能にならざるを得ない。まともにやれるとしたら、私だけかも。しかし、私にしても、十分にやるには能力不足を認める。それほどにも大きな問題だ。
人々の期待値は高すぎる。人々を満足させることのできる人物は、たぶん、いないと思う。その状況で、やたらと首を取っ替えても、状況はかえって悪化する可能性が高い。
[ 付記2 ]
菅直人は「一義的には東京電力にあるが、原発を推進してきた国の責任は免れない」と答弁した。(最新ニュース。)
これが自民党の首相だったら、何と答えるか、想像してみるといい。もちろん、
「東電にも政府にも責任はありません。みんな地震のせいです。補償は自己責任で。ただし、公共事業だけは、国の予算でたっぷりやります(利権のために)」
だ。例によって例のごとし。 (^^);
小沢の場合も、また同じ。ただし、岩手県に偏重。
[ 付記3 ]
人々は忘れたようだが、石原慎太郎はどうなんでしょうね。
→ 被災者が「天罰」発言を聞いたとき
● ニュースと感想 (4月30日c)
前項の一部を、書き改めました。(着色部。)
● ニュースと感想 (5月01日)
(1)
菅直人が東電幹部に怒鳴った、という話がある。(各紙)
「怒鳴るばかりで無能な首相」という評価が多かったが、実は菅直人が日本を救ったらしい。
→ Open ブログ 「怒鳴った菅首相」
(2)
原発の作業員は、多くの放射線を浴びて、生命を損なわれている。ならば、死刑囚を作業員にするといい。
→ Open ブログ 「原発作業員には死刑囚を」
(3)
池田信夫の原発論について、簡単に批判してこう。(私の言うことが正しいとは限らないが。)
→ Open ブログ 「池田信夫の原発論」
(4)
今回の震災では、死者・行方不明者は、どのくらいか? 実は、そのデータはまったくないらしい。調べる気もないらしい。
→ Open ブログ 「被災の基礎データがない」
(5)
仮設住宅のかわりに、民間の賃貸住宅を提供する、という政策が実際に始まった。費用は少なく、場所は便利で、設備もよい。被災者には大好評。仮設住宅の当選者は、当選を辞退しはじめているという。
下記項目の最後に加筆した。
→ Open ブログ 「仮設住宅を建設するな」
● ニュースと感想 (5月02日)
(1)
東電は原発の安全性を保つために、仮設防潮堤の設置を決めた。しかしこれは見当違いだ。このままでは爆発が起こって、プルトニウムが飛散する危険がある。
→ Open ブログ 「プルトニウム爆発の危険」
(2)
200 ミリシーベルト( mSV )の放射線はほとんど問題ない、と述べる人がいる。
一方、原発作業員の被曝量は、200 ミリシーベルトほどだ。
→ Open ブログ 「200 mSV は問題ない?」
● ニュースと感想 (5月03日)
(1)
前項 の掲載のあと、池田信夫が激怒した。アゴラにある Openブログのトラックバックを全削除することで、仕返しした。
→ Open ブログ 「池田信夫の激怒」
(2)
池田信夫が「テロとの戦い」という話題で述べているが、私の話を横取りしている。
( ※ オマケで、原発の話。)
→ Open ブログ 「池田信夫「テロとの戦い」」
(3)
放射線の危険性は、200ミリシーベルトというような数値だけでは測れない。内部被曝では、放射線が体内で細胞に直接作用するので、危険が高いという。
→ Open ブログ 「外部被曝と内部被曝」
(4)
盲人が駅で転落死した例がある。これを防ぐには、駅にホームドアを設置するより、白杖をIT化する方が容易だ。
→ Open ブログ 「盲人の白杖のIT化」
● ニュースと感想 (5月04日)
(1)
子供への放射線の許容量として、年間 20 mSv という値が指定されたが、この値を「妥当でない」と批判する声が強いが、私はそれを否定する。なぜ? 「年間 20 mSv は安全だ」という意味ではなく、「もっと本質に目を向けよ」という意味で。
→ Open ブログ 「校庭 20 mSv は妥当か?」
(2)
前項 の続き。
20 mSv ぐらいの放射線のある校庭には、芝生を張るのがベストだと思う。
→ Open ブログ 「校庭 20 mSv には芝生を」
● ニュースと感想 (5月04日b)
「ビンラディンの死」について。
ビンラディンが死亡した。これについて考える。
報道によると、湾岸戦争とイラク戦争を含めて、「テロとの戦い」にかかった費用は 105兆円(以前の為替レートで換算すると120〜150兆円)で、犠牲となった米国人は 6000人。(読売・朝刊 2011-05-03 )……これではとても「勝利した」とは言いがたい。9・11テロよりもはるかに多くの損害を受けたことになるからだ。(その金をパレスチナ支援に使っていれば、犠牲もなしに、平和が訪れただろうに。)
ま、それはさておき。
「歴史は変動する」
というのが、私の感想だ。それ以前には、ソ連の崩壊で「米国の一極集中」と餌和得れていた。それがあっという間に崩壊した。歴史は振り子のように、右から左へと、大きく揺れた。
原発もそうだ。「地球温暖化阻止」の花形エースという扱いだったが、今や鬼子の扱いだ。
この分だと、さらに歴史は大きく変動しそうだ。
原発は、今は鬼子の扱いだが、ドイツでは脱原発を進めたあと、電気代が2倍になり、企業はどんどん国外に逃げていく。(たとえばベンツは小型車の工場をハンガリーに移転する。)国内の雇用はどんどん減っていく。とすると、そのうち、逆の動きが出るかもしれない。( LNG発電になる、という可能性もあるが。)
とにかく、歴史というものは、先が読めない。原発事故だって、この時点で起こるとは、誰も思っていなかっただろう。(例の予言者を別とすれば。)
諸行無常。平家物語でも読みますか。 (^^);
[ 付記 ]
読売新聞・朝刊 2011-05-03 によると、最近、アルカイーダの勢力は急激に弱まっているそうだ。その理由は、チュニジアやエジプトで民主化が進んで、大衆の不満がなくなり、不満を吸収するがイスラム過激派が同調してもらえなくなったからだそうだ。
ふうむ。北風と太陽ですね。テロリストを正面から撲滅しようとして戦うよりは、民衆を幸福にする方が、テロを撲滅できる。
「テロとの戦い」というマッチョな方針そのものが根本的に狂っていたようだ。「テロの撲滅」を狙うのであれば、戦うよりは、もっと賢明な方法がある。それは「優しさ」だ。
● ニュースと感想 (5月05日b)
「ビンラディン殺人事件」について。
ビンラディンを殺したのは、「テロとの戦い」と呼ばれるような戦争行為ではなくて、ただの殺人事件であったようだ。
《 ビンラディン容疑者は殺害時は非武装 米大統領報道官 》
カーニー米大統領報道官は3日の記者会見で、米軍特殊部隊が国際テロ組織アルカイダ指導者のオサマ・ビンラディン容疑者を急襲した際に、同容疑者が「武装していなかった」と明らかにした。オバマ米大統領は同容疑者が降伏しない限り、殺害することを許可していたという。
パネッタ米中央情報局(CIA)長官は3日、米NBCテレビで「オバマ大統領から殺害の許可を得ていた」と言明。「同容疑者が両手を上げて降伏の意思を示せば拘束していたが、そうならなかった」と述べた。
( → )
頭がイカレているとしか思えない。「両手を上げて降伏の意思を示せば」というのは、武装していた相手に対する方針だ。市街地の民間住宅に住んでいる非武装の人間にたいして、「両手を上げて降伏の意思を示さないから殺害する」というのでは、世界中のあらゆる人間が殺害対象になる。狂気の殺人魔。
吸収したのは CIA と SEALs(海軍特殊部隊)という、精鋭中の精鋭だ。映画に出てくる最高度のエリート部隊だ。それが非武装の人間を殺害する? 呆れて、ものが言えない。武器があるならともかく、武器もない高齢者を、拘束することもできないのか? 「妻を盾にしたから殺した」というのは、理屈にならない。「盾にする」というのは、殺害が前提となっているからだ。それはいわば、「殺すつもりだったから殺した」と言っているだけだ。理屈になっていない。「妻にナイフを突きつけたから、妻の命を守るためにビンラディンを殺した」というのならまだわかるが、逆に、「ビンラディンを殺すために妻もいっしょに殺した」そうだ。だったら、殺すべき相手は、ビンラディンでなく米兵だろう。
作戦的に言ってもまずい。武装してもいない相手なら、簡単に拘束できたはずだ。なぜ拘束しなかったのか? 「殺害する許可を得ていた」というが、それは、相手が抵抗した場合だ。たかが「妻を盾にした」ぐらいのことで殺すなんて、馬鹿げている。逮捕して、さらし者にすれば、はるかに政治的な効果があったはずだ。
オバマも頭が悪い。ビンラディンを殺せば、一時的に人気は上がるが、すぐにみんな忘れてしまう。ビンラディンはもはや「過去の人」であり、一日ごとに忘れられていく。それよりは、逮捕して、さらし者にすれば、記憶は新たになり、「こいつを逮捕してくれたオバマ大統領」という形で、いつまでも飴をしゃぶっていられたはずだ。もったいない。一日でしゃぶり尽くしてしまった。
ニュースを聞いたときは、殺すのもやむを得ないと思ったが、ひ弱な老人を精鋭部隊が殺したのは。情けないね。ジェントルマンとかヒーローとか言うのとは、全然違う。ただの殺人鬼だ。馬鹿馬鹿しい。
オバマがパキスタンに行ったら、殺人犯(主犯)として逮捕されるのが当然だ。
● ニュースと感想 (5月05日b)
(1)
「警戒区域」内の住民の一時帰宅では、マスクと防護服という服装をする。この防護服は不要だ。
→ Open ブログ 「放射線の防護服は不要」
(2)
「東京電力を処理するときには、会社更生法で」という案があるが、これはダメだ。
→ Open ブログ 「東京電力と会社更生法」
(3)
東電を処理するための政府案が報道された。電気料金値上げの形で、国民にツケ回しをする、という案。どうせ迷案なら、もっと国民受けする迷案がある。太陽光発電を推進する、という迷案だ。
→ Open ブログ 「東電救済の迷案」
● ニュースと感想 (5月06日)
(1)
今回の地震では、初期における情報不足が目立った。東北で何が起こっているのかわからなかった。その問題を考える。
→ Open ブログ 「地震時の通信」
(2)
次に起こりそうな地震があり、危険性は高まっている。特に、南関東で。
→ Open ブログ 「首都圏直下型地震の危険」
(3)
飯舘村の村長が、強制的な「避難」に反対して、「村内に通勤できるようにしてくれ」と要望している。これは「あり」だと思う。
→ Open ブログ 「飯舘村への通勤」
(4)
ニューヨークの次世代のタクシー(イエローキャブ)に、日産自動車の NV200 が選定された。その動画。
→ Open ブログ 「イエローキャブ NV200」
● ニュースと感想 (5月07日)
(1)
浜岡原発が停止することになった。停止中の3号機の再開はやめ、稼働中の4,5号機も含めてすべての原子炉を停止する。菅首相の判断。
→ Open ブログ 「浜岡原発は停止へ(菅直人)」
(2)
年 20 mSv の領域をどうするか、という問題がある。これについて考える。
→ Open ブログ 「20 mSv の問題」
(3)
震災被害に、台湾から巨額の募金が寄せられたことに対し、民間人が感謝の広告を出した。その詳報。
→ Open ブログ 「台湾の募金への感謝広告」
(4)
最も危険な浜岡は全面停止に決まったが、他にも危険な原発はないか? ある。
→ Open ブログ 「他の危険な原発」
● ニュースと感想 (5月08日)
(1)
浜岡原発の危険性について、いくつか言及しておく。
→ Open ブログ 「浜岡原発の危険性」
(2)
浜岡原発は停止した。だが、廃止ではない。2〜3年後に再開されそうだ。
ここで、「原発再開の条件は何か?」を探ってみる。
→ Open ブログ 「原発再開の条件」
(3)
高木仁三郎「核施設と非常事態―地震対策の検証を中心に―」(1995年)という論文が話題になっているという。その紹介。(無料で PDF を入手できる)
→ 書評ブログ 「高木仁三郎の論文」
(4)
池田信夫が浜岡原発の停止に抵抗している。悪あがきというか…… (^^);
→ Open ブログ 「池田信夫の抵抗」
(5)
浜岡原発では、原発停止にともなって、コスト負担が発生している。これをどう処理するべきか?
→ Open ブログ 「原発停止のコスト負担」
● ニュースと感想 (5月08日b)
「東海地震の時期」について。
東海地震は、ひょっとしたら、原発が止まった直後に起こるかもしれない。つまり、今年の8月〜9月だ。
どうも菅直人は強運の星の下に生まれてきたように見える。福島原発は大暴走してもおかしくなかったのに、偶然のおかげで4号機は暴走しないで済んだ。また、福島の第1原発も、自分の気力で暴走を止めてしまった。
これほどの強運があるとすれば、彼が浜岡原発を止めたことも、「まさしく大被害を防いだ」ということになりそうだ。とすれば、原発を止めた直後に、大地震が起こりそうだ。
ま、根拠なしのヤマカンですけどね。案外、当たっていたりして。
ただ、地質学的に言えば、地殻のひずみはどんどん溜まっているから、3月11日から数カ月で大地震が起こっても、不思議ではない。
私が心配なのは、浜岡の停止が、それに間に合うかどうかだ。多くの人々は、「浜岡を止めることの是非」なんかを論じているが、私が考えたいのは、「大地震に間に合うか」だ。
ひょっとして、中電が判断を迷っている間に、東海地震が起きたりして。……それは最悪の悪夢だ。 (^^);
こうなったら……「マーフィー」とでもつぶやくしかない。 (^^);
● ニュースと感想 (5月09日)
(1)
「浜岡原発を稼働させると、余計なコスト負担が増える。だから原発を稼働させよ」という説がある。しかしこれは、ペテンによる詐欺商法だ。
→ Open ブログ 「原発の詐欺商法」
(2)
西日本で節電運動をするといい。そうすれば、中電の電力不足を、西日本で少しずつ分かち合うことができる。
→ Open ブログ 「西日本で節電運動を」
(3)
地震の予知は、ある程度は可能だ。電磁波による方法。
今度の東日本大震災の地震も、あらかじめ予兆がいくらか検知されていたようだ。
→ Open ブログ 「地震の予知」
(4)
浜岡に防潮堤を設置する、途中電は述べている。しかし、防潮堤は無効だ。
→ Open ブログ 「浜岡の防潮堤は無効」
(5)
菅首相による浜岡停止の要請は、超法規的な措置だった。その妥当性は?
→ Open ブログ 「浜岡の超法規的処置」
● ニュースと感想 (5月10日)
(1)
本日の気温は高かったが、クールビズ利用者は半分ぐらいだ。もっと普及させるべきだろう。
→ Open ブログ 「もっとクールビズを」
(2)
中電は浜岡を停止した。これによって電気料金が上がりそうだ。
と同時に、他の電力会社については、「原発保険料値上げ」という形で、値上げを促進するべきだろう。
→ Open ブログ 「原発保険料を上げよ」
(3)
中電の株価が暴落している。ストップ安寸前。
→ Open ブログ 「中電の株価」
● ニュースと感想 (5月11日)
「10日は暑くてエアコン」について。
10日は電力の使用量がすごく増えた。どうして急に増えたのか? 気温のせいだ。twitter を見ても、エアコンを付けた人が多い。暑くてエアコンの電力消費が大幅に増えたようだ。
どのくらい暑かったのかを調べたら、意外にも、真夏並みだった。 10日は南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、東日本と西日本では蒸し暑い一日となり、静岡市清水では気温が34度を超え、5月としては統計を取り始めてから最も高くなりました。
日中の最高気温は、静岡市清水で34度3分、宮崎県延岡市で33度3分、神奈川県小田原市で32度3分まで上がり、いずれも5月としては気象庁が統計を取り始めてから最も高くなりました。また、津市で30度8分、横浜市で29度2分、松山市で29度1分、東京の都心で27度2分などと、ところによって7月上旬から真夏並みの暑さとなりました。
( → NHK ニュース )
この日だけの特別な事情らしい。翌日以降は、雨のせいで、また寒くなる。
● ニュースと感想 (5月11日b)
(1)
浜岡原発を止めるのは、「原発が放射線をまきちらす被害というリスクを下げるため」だ。ここでは「リスク」という概念が重要である。
→ Open ブログ 「原発とリスク」
(2)
ユッケと掛けて、原発と解く。その心は?
なぞなぞのようだが、こう考えると、物事の本質が見えてくる。いずれも危機管理の問題だ。
→ Open ブログ 「ユッケと原発」
● ニュースと感想 (5月11日c)
Windows で節電する、というプログラムの紹介。
→ Open ブログ 「Windows で節電」
● ニュースと感想 (5月12日)
東電処理の政府案が決着した。近く閣議で正式決定される。この政府案の意味は?
→ Open ブログ 「東電処理の政府案」
● ニュースと感想 (5月13日)
「30年で大地震の確率は87%」という政府見解に、竹中平蔵が否定的な見解を出した。これに対してツイッター上で話題が沸騰した。しかし、どの見解もすべて間違いである。
→ Open ブログ 「竹中のパラドックス」
● ニュースと感想 (5月14日)
(1)
政府は電力使用制限令を発動する。しかし、電力使用制限令は不要である。ほとんど有害無益と言える。
→ Open ブログ 「電力使用制限令は不要」
(2)
福島原発の現状はまだまだひどい。
原子炉はメルトダウン。
放射性物質はダダ漏れ状態。(量が減っただけ。)
→ Open ブログ 「福島原発の現状」
● ニュースと感想 (5月15日)
(1)
原発事故で、米国のロボットが活躍した。一方、日本のロボットも開発されたが、東電が「いらん」と言って断ったので、廃棄されてしまった。そこから教訓を得る。
→ Open ブログ 「原発ロボットの教訓」
(2)
政府のエネルギー政策が報道された。私としては賛同できない。
→ Open ブログ 「政府のエネルギー政策」
(3)
福島原発の賠償金を、(東電以外の)他の電力会社に負担させる、という案があるが、批判されている。
しかし、実はうまい方法がある。「各電力会社から、原発の保険料を徴収する」という方法だ。
→ Open ブログ 「原発の保険料を取れ」
(4)
原発作業員は、東電には直接的に雇用されず、派遣社員として雇用される。なぜ?
→ Open ブログ 「原発作業員は派遣社員」
● ニュースと感想 (5月16日)
(1)
共同通信社が14、15両日に実施した全国電話 世論調査。浜岡停止は、支持が 66% で、不支持は 30% だった。
【 追記 】 毎日新聞の世論調査も。ほぼ同様の数字。
→ Open ブログ 「浜岡停止 支持率 66%(世論調査)」
(2)
夏の電力不足が言われているが、実は電力はあり余っていると判明した。自家発電の電力が 6000万kW もあるからだ。
→ Open ブログ 「電力はあり余っている」
(3)
原発の被害を防ぐためには、「利益の最大化」と「被害の最小化」という発想がある。目先の利益ばかりを追っていると、肥大を最大化させて、破滅的な事態を招きかねない。それが教訓だ。
→ Open ブログ 「利益の最大化と被害の最小化」
(4)
福島原発で配管の損傷があったことが、調査からほぼ判明してきた。その意味は?
→ Open ブログ 「福島原発で配管の損傷」
(5)
原子炉の入れた水の行方がわかった。原子炉容器の外の建屋内に溜まっているらしい。これが漏出することが心配されている。しかしもっと危険な事態がある。
→ Open ブログ 「汚染水の問題」
● ニュースと感想 (5月17日)
(1)
「今夏は電力不足になりそうだ」というのは、嘘だ。ではなぜ、東電は嘘をつくのか? その狙いは、原発の再開である。
→ Open ブログ 「「電力不足」という嘘の狙い」
(2)
福島の放射線汚染 について、NHK の番組で放送された。それに関する情報。
→ Open ブログ 「福島の放射線汚染(NHK)」
● ニュースと感想 (5月18日)
(1)
福島の原発事故の本質は何か? 地震後の対処ミスか? 地震前の安全対策の不足か? また、東電が悪いのか? 政府が悪いのか? ……実は、これらに先立つ根源的な問題がある。
→ Open ブログ 「原発事故の本質」
(2)
浜岡原発は、活断層の上にあることで危険だと言われている。それとは別に、地盤の危険性が指摘されている。
→ Open ブログ 「浜岡原発:地盤の危険性」
● ニュースと感想 (5月18日b)
「タレントの悲哀」について。
上原美優の話題。
→ 上原美優の事件の理由
暴力団ふうの事務所に食い物にされていたから、というのが理由。
思い出すのは、事務所に逆らった、水嶋ヒロと KARAだ。詳しくは、ネットで検索すればわかる。
芸能界ネタ。下らないと思ったら、無視してください。
● ニュースと感想 (5月19日)
(1)
浜岡原発のあとで、原発廃止論が高まっている。これをどう評価するべきか?
→ Open ブログ 「原発廃止論の是非」
(2)
放射性廃棄物の処理について、池田信夫が珍案を出している。「金を出して途上国に輸出すればいい」という理屈。
→ Open ブログ 「公害の輸出(?)」
(3)
国難に面して、日本の政界は政争に明け暮れている。これはアテネの没落を想起させる。
→ Open ブログ 「アテネの没落(類例)」
● ニュースと感想 (5月20日)
(1)
「 20mSv は危険だから、子供をそこから避難させよ」という見解がある。しかし、費用や場所や養育が問題となる。
これを解決する名案がある。魔法のような名案。1円もかけずに一挙に解決。 (^^);
→ Open ブログ 「全児童 避難計画」
(2)
Amazon のアフィリエイト画像が、Firefox で見えないことがある。その対策。
→ Open ブログ 「Amazon のアフィリエイトが Firefox で見えない」
(3)
外出時にネットに接続するとき、ネットカフェを利用することがある。その場合、パスワードが漏れる心配がある。その対策。
→ Open ブログ 「ブラウザの持ち運び」
(4)
iPhone のフリック入力の代案で、ATOK のダブルトリガー方式というのがある。
これは、まずい。そこで改良案を示す。
→ Open ブログ 「ATOK のダブルトリガー」
● ニュースと感想 (5月21日)
(半径 20 kmの外であっても)20 mSv 以上の領域の人々は、計画的避難区域に入ったので、避難しつつある。では、それ以外の福島県民は、どうするべきか?
→ Open ブログ 「福島県民はどうするべきか?」
● ニュースと感想 (5月22日)
(1)
福島の 20 msv(未満)地域から避難するかわりに、別の方法がある。放射線で汚染された土壌などを、自力で浄化することだ。
→ Open ブログ 「福島の土壌の浄化」
(2)
校庭の表土を除去したあと、汚染土の処置に困っているようだ。
ならば、その汚染土を、沿岸部に運んで、堤防にすればいい。
→ Open ブログ 「汚染土で堤防を」
(3)
津波による大被害のあとで、将来の津波を防ごうとして、ふたたび堤防が建設されるようだ。しかし、堤防を建設するなら、海岸に建設するより、内陸部に建設する方がいい。
→ Open ブログ 「堤防は内陸部に」
(4)
福島第1原発は安定しつつあると思えているが、さにあらず。
1号機はともかく、3号機と4号機が危険な状況になっている。
→ Open ブログ 「福島3号機と4号機」
(5)
暑い。クーラーをつけたい。でも、節電しなくっちゃ。
→ それなら、扇風機だ。
→ Open ブログ 「扇風機の勧め」
● ニュースと感想 (5月22日b)
「読売の立場」について。
読売新聞が東電の新社長の報道で大誤報を打った。(今は削除されている。)
その翌日、ひどい歪曲報道をした。
→ Google 検索
読めばわかるが、斑目と東電がやったことを、「菅直人が命令した」というふうに歪曲して、「菅直人はダメだ」と批判している。紙の新聞では念の入ったことに、学者と自民党議員による首相批判も掲載している。
読売はどうしてこういうふうに歪曲報道をするのか? 社説を見るとわかる。下記。
→ 東電巨額赤字 国も原発賠償に連帯責任を
要するに、東電を救済するために国費を大量投入せよ、という主張だ。 (^^);
呆れましたねえ。これほど露骨に東電を擁護するとは。読売ってのはそういう新聞なんだ。
[ 付記 ]
自民党が馬鹿の上塗り。
→ 海水注入中断は「人災」…谷垣総裁、首相追及へ
谷垣って、日本語の読解力がなかったんだ。呆れた。ここまで馬鹿だとは。
● ニュースと感想 (5月23日)
「読売の誤報」について。
前項では「読売の歪曲報道」というふうに報道したが、実はひどい誤報であったようだ。22日の各紙報道の通り、官邸はまったく「中止」の支持をしていない。
班目(まだらめ)春樹委員長が3月12日、菅首相に「海水を注入した場合、再臨界の危険性がある」と意見を述べ、それを基に、政府が再臨界の防止策の検討に入ったとしていた。しかし、班目氏は21日夜、読売新聞の取材に対し、「再臨界の恐れなど言うはずがない」と対策室の説明内容を真っ向から否定した。
東電側は、官邸で再臨界の危険性の議論が続いていることを理由に海水注入を中断したとしており、班目氏の再臨界に関する指摘の有無は、対策室の説明の根幹部分といえる。
( → 読売新聞 )
細野豪志首相補佐官は記者会見で「(試験による)海水注入の事実を知らなかった。注入を止めたわけではない」と述べ、菅直人首相の指示で中断されたとの見方を否定した。
東電は、試験注入について経済産業省原子力安全・保安院に口頭で連絡したとしているが、保安院側で連絡を受けた記憶がある人はいないという。また松本氏は「試験的に始めたが、問題なければ続行するつもりでいた」と述べ、政府の意向がなければそのまま本格注入に移行する状況だったとの認識を示した。
( → 共同通信 )
東電は政府の指示がなければ何もできな馬鹿状態であったようだ。
いや、よく考えてみると、東電はもともと注水を嫌がっていた。(廃炉になるので。)そこで、議論が続いているのを「これ幸い」とばかり、中断したのだろう。「もしかしたら、やりたくもない注水を中止して、廃炉にするのを避けられるかも」と。
これが真相だろう。
読売は嘘つきだが、他紙も真実を突いていない。上記が真相だろう。
● ニュースと感想 (5月23日b)
(1)
「東京・関東から避難しよう」と思っている人がいるようだ。
しかし、大阪に行ったとしても、そこで同様の放射線を浴びるだけだ。
→ Open ブログ 「東京・関東から避難?」
(2)
放射線が心配で仕方がない、と思う人は、ホメオパシーのレメディを飲むといいだろう。(ネタです。 (^^); )
→ Open ブログ 「放射線が心配ならホメオパシーを (^^);」
(3)
エアコンは、ホコリが詰まっていると、電気を食う。そこで、省エネをするといい。
→ Open ブログ 「エアコン掃除で省エネ」
● ニュースと感想 (5月24日)
(1)
電子書籍が話題になっているが、その一方で、音楽産業は衰退しつつある。価格引き下げのせいで、作詞家・作曲家・演奏家が生活できなくなっているからだ。
→ 「音楽衰退とアップルの独占」
(2)
さまざまな情報の紹介。(役立つ知恵なども)
→ Open ブログ 「リンク集」
(3)
太陽光発電に関する情報の紹介。
→ Open ブログ 「リンク集(太陽光発電)」
● ニュースと感想 (5月24日b)
「次期総理は石破茂?」について。
「次期総理には誰?」の世論調査が出た。
→ トップ石破氏−次期首相候補調査
笑ってしまう。「菅直人はやめろ」という大合唱のあとで、石破茂(東電と癒着)になったら、どうなることやら。
世の中、アホが多いですね。
● ニュースと感想 (5月25日)
twitter に嵌まると、馬鹿になる。細切れ情報や雑談ばかりに時間を奪われ、まともな思考ができなくなる。……そういう警鐘は、あちこちにある。
→ twitter で馬鹿になる
● ニュースと感想 (5月25日b)
全国の原発を即時停止できるか? できる。そのせいで電力不足が起こるということはない。
→ Open ブログ 「全国の原発を即時停止できる」
● ニュースと感想 (5月26日)
菅首相は「サンライズ計画」と銘打って、太陽光発電の技術開発を推進する方針を示した。これは「補助金による普及促進」に比べて、はるかに正しい。
ただし、現段階の普及については、地域の問題を考慮する必要がある。
→ Open ブログ 「太陽光発電の将来と地域」
● ニュースと感想 (5月26日b)
「原発事故と失敗学」について。
原発事故の調査に、失敗学を専門とする教授を委員長とする委員会ができた。
→ 委員長に「失敗学」の畑村氏
これの関連では、私も興味深いことを書いていた。 何事であれ、さまざまな行動で、失敗することがある。では、失敗を避けるには?
逆に、失敗する方法は、こうだ。
「どうせ失敗しないさ、注意しておけば大丈夫さ、と思い込む」
こうして楽観して行動すると、思いもよらぬ不手際などが起こって、意に反した失敗が起こる。
この続きは、下記で。まるで原発事故を予測していたような話がある。
→ Open ブログ 「失敗しない方法」
● ニュースと感想 (5月26日c)
「ファックスさえ使えない東電と政府」について。
このITの時代に、ファックスさえまともに使えず、口頭で連絡して、「言った、言わない」という押し付け合いをしている東電と政府。
→ 「海水注入準備」はファクス
「準備」はファクスで伝えたが、「実施」は口頭だったそうだ。それで「言った、言わない」という押し付け合いをしている。
メールぐらい使ってほしい。それなら情報の共有ができる。どうなっているんだ? 昭和時代ですね。
● ニュースと感想 (5月27日)
(1)
太陽光発電を普及させるなら、その前に、屋根を準備することが必要だ。
傾斜 ∠ が十分でないと、効率が低下するからだ。
→ Open ブログ 「太陽光発電と屋根」
(2)
太陽光発電を推進するには、莫大な補助金が必要だ。その財源は? 法人税アップが適切だ。
→ 「(太陽光)補助金の財源は法人税で」
● ニュースと感想 (5月28日)
「少量であっても放射線は危険だ」と心配する人々が多い。しかし、そのような過剰な心配性は、100 ミリシーベルトの放射線を浴びたのと同等の危険性があるようだ。
→ Open ブログ 「放射線より心配性が危険」
● ニュースと感想 (5月28日b)
放射線に関して、デマを振りまく政治家がいる。それに引っかかって「大変だあ!」とネットで騒ぐ阿呆が多い。汚染水についても、デマだと判明した。
→ Open ブログ 「デマ政治家(放射線)」
● ニュースと感想 (5月29日)
(1)
原子炉への海水注入に中断があったかどうかという問題で、マスコミが大騒ぎしたが、結局、空騒ぎにすぎなかった。これを大々的に騒いだマスコミは、デマの報道機関にすぎなくなった。( マスゴミ もしくは デマスコミ と呼ぶべきか。 (^^); )
→ Open ブログ 「デマ・マスコミ」
(2)
「菅直人は無能だ」と叫んでいるマスコミや政治家がいる。
彼らに共通している点は、「原発推進」「東電支持」ということだ。
→ 「「菅直人は無能だ」=「原発推進」」
● ニュースと感想 (5月30日)
(1)
最近では、節電はかなり緩和されてきている。それでも何も不都合はない。
(ただし一部では、馬鹿げた節電はいまだに続く。)
→ Open ブログ 「節電の緩和」
(2)
太陽光発電をするなら、台風の対策が必要だ。個人住宅の屋根に付けるならともかく、他の方法を使うと、太陽光パネルを固定するコストが莫大になる。もちろん、平地でも。
→ Open ブログ 「太陽光パネルと台風」
● ニュースと感想 (5月31日)
「放射線は危険だ」と騒ぐ人々(いわゆる危険厨)が、世間に増えている。「北海道や沖縄に逃げよう」と。しかし北海道や沖縄に逃げれば、かえって死亡率は上がる。
→ Open ブログ 「放射線パニック」
● ニュースと感想 (6月01日)
「国旗・国歌」について。
最高裁の判決が出た。不起立の教師を処分するのは妥当だ、という判決。
私としては、これはあまり問題だとは思わない。行政の裁量の範囲内だと思う。というのは、教師には「起立して、口パク」ということが可能だからだ。口をパクパクさせて、歌わないで、歌っているフリができる。 (^^);
これが可能である以上、起立するぐらいはいいだろう。そのくらいは公務員の職務のうちに入る。そして、それを否定した教師を処分するぐらいは、裁量権の範囲内だ。
ただし、橋下知事のように「懲戒免職にする」というのは、ヒステリックすぎる。頭がイカレているようだ。そんなことをして教師の現場を混乱させても、何の意味もない。私だったら、「減給処分」にしますね。それで府のお金は浮くし、一石二鳥だ。 (^^)v
なお、橋下府知事は、あまりにもエキセントリックな面もある。 日本国の公務員なら、君が代に敬意を払え。敬意とは起立して歌うこと。これが社会の常識であり、国民大多数の普通の感覚。せめて、子どもたちの晴れ舞台は、厳粛なムードで祝福してあげろ。それが嫌なら、日本国の公務員を辞めて、自分の主張を通せる仕事をしろ!身分保障に甘えるな!
( → 橋下twitter )
彼は別のところでは、「あくまで職務命令に従わない事が問題」とだけ言う。今回の最高裁と同じ立場だ。ところが上記引用では、「敬意」を問題にして、「敬意」を行動に移すことを要求している。
この場合には「生徒にも強要する」という危険がある。次のように。 日本国の国民なら、君が代に敬意を払え。敬意とは起立して歌うこと。これが社会の常識であり、国民大多数の普通の感覚。せめて、子どもたちの晴れ舞台は、その行動に参加せよ。それが嫌なら、学校を卒業するな。学校にも来るな。日本国の生徒を辞めて、韓国にでも行ってしまえ! 国民の市民権に甘えるな! 国旗国歌への敬意は、国民の義務だ!
こう語って、生徒にも強要しかねない。また、生徒の親にも強要しかねない。
「生徒の親が起立・斉唱に参加しない場合は、生徒の卒業を取り消す。文句あっか」
というわけだ。
ま、現実には、そういうことは起こらないだろう。しかし、橋下が内心ではそう思っていることは、間違いないだろう。もし彼が首相公選制で首相になったら、そういう法律を成立させて、国民に「国旗国歌への敬意」を強要して、従わない人間を国外追放する可能性がある。さらには、「偉大なる首相(総統陛下)への敬意」を国民に強要して、「ハイル・トオル!」と唱えることを強要し、彼の政党の政党旗である 卍 旗への敬意を強要し、違反者をガス室に送るかもしれない。
ま、実際にはそうしないだろうが、彼が本心ではそうしたがっている可能性は、十分にある。
その根拠が、「命令に従わない人には懲戒免職」という、常軌を逸した処分だ。これと「銃殺刑」との間には、差はほとんどない。どちらも常軌を逸した気違いの発想だ。超右翼の石原慎太郎だって、そんなことは考えなかった。
橋下の体質は、超右翼を上回っている。狂気に近い。その点では、彼が手本とする(らしい)ヒトラーと同様だ。
ヒトラーは、勝手に独裁者になったわけではない。大衆が彼にたくさんの票を与えたからだ。その意味では、大阪府民も、昔のドイツ国民も、同様であろう。劇場政治だと思って票を与えたら、いつのまにか主客転倒している。
早いところ、リコール運動をしないと、橋下の独裁は暴走し続けそうだ。気違いを止めるのは、早いほどいい。手遅れにならないうちに。
【 追記 】
読者から「橋下についてどう評価するか?」という質問が来た。(nandoブログ)
そこで、次のように回答しておいた。
「 自惚れと独善がなく、人の批判に耳を傾けるようになれば、良い政治家となります。
才能はあるが、謙虚さが足りない。…… 書けば書くほど、耳が痛くなる。 (^^);」
● ニュースと感想 (6月02日)
「菅直人は無能だ」という声が広まっている。本当か? 無能だとすれば、どのくらい無能なのか? 検証してみよう。
→ Open ブログ 「菅直人は無能か?」
● ニュースと感想 (6月02日b)
「小沢はまた壊す」について。
小沢が党分裂・新党結成の方針を示した。(不信任案否決の場合。)
《 民主除名なら新党結成 》
自民、公明両党は1日、党首討論で菅直人首相に退陣を迫った後、たちあがれ日本とともに内閣不信任決議案を衆院に提出した。2日午後の本会議で採決される。民主党の小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相は賛成意向を表明し、小沢氏支持派を中心に数十人規模の大量造反が見込まれる。切り崩しを図る執行部との間で可決ラインをにらんだ攻防を展開、否決でも菅政権への打撃は必至だ。執行部は造反者を除名処分にする構えだが、小沢氏はその場合は新党を結成する方針を周辺に明言した。政権党は分裂含みの緊迫局面を迎えた。
党関係者によると、小沢氏は周辺議員に「負けたら新党をつくる」と説明。記者団には「国民が支持してくれた民主党に戻さなくてはいけない」と賛成意向を表明した。「われわれの意思が十分、国会で通る」と可決への自信も示した。鳩山氏も記者団に「賛成する」と語った。
( → 共同通信 )
とうとう踏ん切りがついたようだ。予想通りというか。
なお、私は半年前に、こうなるだろうという予想を掲載した。丸ごと転載しよう。
《 以下、転載。 》
(12月25日)
「小沢はまた壊すか?」について。
次の記事がある。
→ 連合会長 党分裂の事態避けて
しかし、「党分裂の事態避けて」と言っても、小沢のことだから、またやるかもしれない。これまで彼は何度も壊してきた。特に記憶に起こるのは細川政権をたったの半年で壊したことだ。それに比べれば、今回は1年は持っている。とはいえ、そろそろまた彼の性癖が出てもおかしくない。
今のところは分裂は起こりそうにないが、1年前には「分裂」なんてまったく予想できない状態だったのだ。それが今では十分に予想される状態になっている。
とすれば、このあと党分裂の事態になっても、ちっともおかしくない。私としては、一応、そういう予想が立つということを示しておこう。
● ニュースと感想 (6月03日)
「菅直人の記者会見(退陣について)」について。
菅直人は、記者会見をして、退陣の時期を曖昧に表現した。
この件は、テレビでは放映されず、ニコニコ動画で生中継されたようだ。(ツイッターでリアルタイムの報告が見られた。)
菅直人はどうやら、特定の時期にやめるつもりはさらさらないようだ。「補正のみならず、原発の冷温停止」が一定のメドだとも言っている。
菅首相は2日夜、首相官邸で記者会見し、退陣の時期について、「『(震災の復旧・復興に)一定のめどがついた段階で、若い世代の皆さんに責任を移していきたい』と申し上げた、私の代議士会での発言に責任を持つのは当然だ」述べるにとどめ、具体的には言及しなかった。
一方で、被災した東京電力福島第一原子力発電所の事故収束について、「冷温停止するまでが、私の責任だ」と述べた。東電が発表した工程表によると、同原発の冷温停止状態になるのは、最も遅い場合は来年1月とされている。
また、野党に対して「復旧復興が一定のメドが立つまで、原子力事故が一定の収束の段階まで、是非とも党派を超えて協力頂き、新しい安全で安心な社会作りに共に参加を頂きたい」と述べ、協力を呼びかけた。
( → 読売新聞 )
鳩山と小沢は、一杯食ったことになる。 (^^);
なかなか老獪な作戦だった。「うまくやった」と褒めておこう。
昼間に退陣のニュースを聞いたときには、「ここで腰砕けか!」と思って、心配したが、前から考えていたことではなくて、鳩山と亀井の提案に乗って、急に方針を転じただけだ、とわかった時点で、安心した。
「そうか。うまいアイデアだ。これに乗って、うまくだましてやろう」
と思ったのだろう。なかなか策士ですね。見直した。
なお、ついでに、報道を引用しておこう。
内閣不信任決議案採決をめぐる政界のドタバタ劇に、被災地からは怒りや憤慨とともに、切実な訴えも聞かれた。政争に明け暮れる永田町に、被災者の声は届くのか。
福島第1原発事故で警戒区域に指定された福島県浪江町の無職横山早一さん(74)は、避難所を転々とする生活を強いられ、今は仮設住宅の入居待ち。「こんなことやってる場合じゃない。偉い人たちにも一度自分のような生活をやらせたい」と憤まんやるかたない。
震災でガソリンスタンド店員の職を失った同町の女性(38)も「不信任案提出自体がばかばかしい」とばっさり。菅直人首相の退陣表明にも「あきれて物が言えない。辞めるのは勝手だが、内輪もめしている場合じゃない」と話し、被災者支援を最優先に取り組むよう求めた。同町の専業農家で二本松市に避難する渡部泰明さん(72)は、事故の影響でネギやカボチャなど野菜を出荷できなくなった。「生活の見通しが全く立たない。補償をしてもらわないとどうにもならない。(首相は)しっかり対応してほしい」と切実な声を上げた。
宮城県南三陸町の理髪店経営佐々木正勝さん(67)は自宅が津波で流され、避難所生活を続ける。「具体策が決まれば希望が持てるのに。政治家は何を考えているのか」とあきらめ顔。同町で約600人が避難するホテルのおかみ阿部憲子さんは「復旧のスピード感がなく、被災者の皆さんは疲れている。この町から人がどんどんいなくなってしまうのが怖い」と話した。
岩手県大槌町の避難所で採決のテレビ中継を見ていた無職平田紀雄さん(66)は、民主党の小沢一郎元代表が不信任決議案に一時賛成の意向を表明したことに「壊し屋だから…。みんなで首相をもり立てればいいのに」と話した。不信任案を出した野党には「『われわれはこう復興する』というのがなく、分かりにくかった」と苦言を呈した。
→ 時事
──
米外交問題評議会(CFR)のシーラ・スミス上級研究員は「この非常時に、政治家たちは本来、政策を競い合うべきだが、残念ながら真剣な政策論争は聞こえてこない。とにかく誰かを引きずり降ろそうとしているだけに見える」と指摘する。「この種の権力闘争は、誰も幸福にしない。特に被災地の人たちのことを思うと悲しくなる。日本の人々は復興に向けて懸命な努力をしているのだから、よりふさわしい扱いを受けるべきだ」と語った。
→ 朝日
──
「ポスト菅」不透明=民主、深刻な人材難
菅直人首相の2日の退陣表明で、民主党の後継代表選びが政局の焦点となる。しかし、衆目の一致する候補者は見当たらない。かねて指摘されている同党の人材不足は深刻といえ、「ポスト菅」の見通しは不透明だ。
次期代表選に意欲を示しているのは、樽床伸二元国対委員長。昨年6月、鳩山由紀夫前首相の辞任を受けた党代表選に初めて立候補したが、菅氏の291票に対し、129票と惨敗。認知度の低さを露呈した。
枝野幸男官房長官は、福島第1原発事故を受け、政府のスポークスマンとして存在感を示した。しかし、前原誠司前外相や仙谷由人官房副長官ら実力者と同じグループに属し、内部では必ずしも筆頭候補と見なされていない。
代表経験者でもある前原氏は外相在任中の3月、政治資金規正法違反の外国人献金が発覚して辞任に追い込まれ、謹慎中。岡田克也幹事長も地元の三重県知事選を含めた統一地方選で大敗するなど、選挙戦連敗、不戦敗の責任を問われており、出馬は困難とみられる。仙谷氏は65歳の年齢がネックだ。
野田佳彦財務相も有資格者と目されているが、財務副大臣から昇格して以降、党内では「財務官僚の言いなり」と陰口をたたかれ、存在感はいまひとつ。首相の退陣時期が不透明なこともあり、当面、各グループは様子見を続けそうだ。
→ 時事
──
不信任案の採決で造反した議員17人への処分について、岡田氏が小沢氏を除籍(除名)とする案を輿石氏に提示。輿石氏はこれに反対し、結局、夜の常任幹事会では、小沢氏ら棄権者の処分決定は先送りされた。
→ 時事
──
不信任決議案は慣例上、一国会に一回しか採決できない。
→ 産経
● ニュースと感想 (6月04日)
【 重要 】
菅直人を批判する人々は「首相は復興の能力を欠いている」と主張する。しかし、今回の震災は、復興がすぐにできるほど生易しいものではない。
人々は絶望のさなかで、首相を批判する。しかし必要なのは、他人を責めることではなく、自ら再生の意思をもつことだ。
→ Open ブログ 「絶望からの再生
」
● ニュースと感想 (6月04日b)
「不信任案の余波」について。
鳩山は菅直人を「ペテン師だ」と主張した。しかし、そう主張している自分や自民党や小沢こそ、ペテン師だろう。「おれたちに任せれば復興は急速に進む」という嘘を堂々と語る。本当は、「おれたちに任せれば復興に巨額の資金をつぎこむ」ということであり、「無駄な公共事業をたっぷりとやって、利権をおれたちが戴くよ」という意味だ。……過去の例を見れば、明らかだろう。
( ※ デーブスペクターは、ダジャレを言った。「ぺ天使のブラ」だって。 (^^); )( → まとめページ )
● ニュースと感想 (6月05日)
反・菅直人の勢力は増している。1年以内に菅直人が辞める可能性は十分ある。その後は浜岡原発の稼働が視野に入る。とすれば、その前に関東を脱出する方がいいだろう。
→ Open ブログ 「政権交代後にどうするべきか?
」
● ニュースと感想 (6月05日b)
「東電の逆襲」について。
東電は菅政権のもとで「発送分離」となって解体されるかな……と期待していたら、東電の前に菅政権が解体されてしまいそうだ。東電の献金攻勢が成果を上げたのだろう。何しろ莫大な資金をもっていますからね。解体されるくらいだったら、いくらでも献金できるだろう。
というわけで、東電は解体されないことになったようだ。当然、事故の補償の費用は、国民が払うことになる。たぶん「電気料金の上乗せ」という形を取る。最初の官僚の案の通りだ。
池田信夫の主催するアゴラでは、「菅政権は駄目だ。発送分離をしないのは駄目だ」と主張して、菅政権をボロクソにけなしていた。その願い通り、菅政権が解体されるとしたら、発送分離もなされず、東電が生きながらえる。彼の言うとおりになったら、彼らの狙う発送分離も実現できなくなる。自己矛盾。……馬鹿丸出しですね。
ともあれ、東電は生きながらえる。となると、東電の株価は急上昇してもおかしくない。東電の株券なんて、ただの紙屑かと思っていたが、あにはからんや、大逆転が起こってしまった。
利にさとい人は、東電の株を買うと、ボロ儲けできるかも。
ただし……菅直人が「死んだふり」をする政治家だとしたら、ゾンビのごとく復活して、東電の株は紙クズになるかもしれない。
実際にどうなるかは、私は予測しません。
なお、私が菅直人だったら、「死んだふり」をして、あとで大逆襲します。 (^^);
● ニュースと感想 (6月05日c)
「自民党の策略」について。
菅直人が夏に退陣する意向を示した。実現するかどうかは不明だが、かなり確度は高くなったようだ。
もし実際に退陣するとしたら、自民党の攻撃戦略がまんまと成功したことになる。そのポイントは、どこか?
私が思うに、それは、仙谷追放だろう。仙谷を徹底的に攻撃して追放したことで、外堀を埋めた。これで本丸は剥き出しにされ、攻撃に対してはきわめて弱くなった。
仮に、仙谷が続投していたら、これほどの攻撃を受けなかっただろうし、攻撃を受けても反攻できただろう。しかるに、仙谷なしでは、本丸たる菅直人が攻撃を受けることになった。こうなると、守勢一方となり、攻撃にはきわめて弱くなる。
仙谷が退陣したとき、私は「これでは政権が弱体化する」と思ったが、それがまさしく半年あまりを経て実現したわけだ。
その意味では、自民党の権力闘争は、まったくたいしたものだ。これほどにも意地汚い戦略によって、圧倒的に数的な不利な状況を、まんまとひっくり返したことになる。与党が3分の2に近い状況では、自民党は手も足も出ないと思えたのだが、あれやこれやと、最大限の妨害戦略を繰り出した。さらには、その妨害戦略によるマイナス点を、すべて菅直人の責任にすり替えてしまった。……まったく、感服するしかないほどの、見事な詐欺戦略だ。こんな馬鹿げた戦略が成功するはずがないという気もしたが、愚かな国民はまんまと引っかかってしまった。……この点では、私の不明を恥じるしかない。(国民はもっと賢明だと思っていたが、まったくの買いかぶりであった。)
さて。仮に菅直人が退陣したとして、次の首相が民主党の首相だとしたら、自民党の詐欺戦略は、もういっぺん通用するだろうか? つまり、愚かな国民は、ふたたびだまされるだろうか? 自民党の妨害による停滞を、ふたたび「この首相も無能だ」というふうに受け止めるだろうか?
まさか、そんな馬鹿なことは起こるまい……と言いたいところだが、現実には、国民はそれほどにも馬鹿であった。とすれば、やはり、自民党の二番煎じ戦略は成功するだろう。次の首相もまた、無能扱いされて、立ち往生することになるのだろう。それは次の選挙まで続く。
とすれば、その間、被災地の人々は見捨てられるだろう。そして、やがて自民党政権が誕生したときに、ようやく被災地に人々は救われる。……と見えるが、実は、自民党の利権政治の食い物になる。さらに、首都圏の人々は、浜岡原発の犠牲となる。
利権政治と原発推進。……以前の自民党政治への回帰だ。そしてそのあとで、福島原発事故と同じことが、再来する。輪廻のごとく。
【 追記 】
世論調査の記事。
読売新聞社が3〜4日に実施した全国世論調査(電話方式)。
菅首相が東日本大震災などへの対応にめどがついた段階で退陣する意向を示したことについて、退陣を「当然だ」と思う人は54%となり、「必要はない」36%を上回った。
退陣時期は「できるだけ早くすべきだ」40%、「そうは思わない」53%だった。自民党などが内閣不信任決議案を提出したことに関しては、適切だったとは思わない人が65%に上り、民主党内で、小沢一郎元代表や鳩山前首相らが賛成する動きを見せたことを「理解できない」との答えも73%に達した。
( → 読売新聞 )
国民は、思ったほど馬鹿ではないのかも。
( ※ ただし、ネットにいる人々は別。)
● ニュースと感想 (6月05日d)
SMS(ショートメッセージサービス)が、いよいよ日本でも普及することになった。
ケータイの使い方は、これで一変することになりそうだ。
→ Open ブログ 「SMS の普及」
● ニュースと感想 (6月06日)
(1)
震災・放射能の被災者の受け入れサイトがある。(たいていは無料。)
→ Open ブログ 「被災者の受け入れ(サイト案内)」
(2)
宮城県石巻市の大川小学校では、避難が遅れて、多数の死者を出した。
では、どうするべきだったか?
→ Open ブログ 「大川小はどうするべきだったか?」
● ニュースと感想 (6月06日b)
「詐欺師と二院制」について。
二つの話題を連続して述べる。
(1)
自民党の石原幹事長が、菅直人の退陣後に大連立をする可能性があると述べた。
「また薄汚い戦略を」というのが私の感想だ。どうせ、大連立をしたあとで、しばらくたってから、おおいに揉め事を起こす。「大連立は無理だ」と主張して、解散したがる。今回の騒動の二番煎じを起こす。見え見えの、薄汚い戦略。
要するに、これもまた、自民党のペテンだ。こんなペテンを、私は全然信じませんね。こんなのをまともに信じて、「自民党が大連立をするというから、それを信じて民主党は党首を辞任させます」なんて思うのは、あまりにもおめでたすぎる。そういう発想をする人は、詐欺師にコロリとだまされるタイプだ。ご注意あれ。
一般に、次のことが言える。
「あとですばらしいものを上げますから、とりあえずはお金を払ってください」
こういう言葉は、すべて詐欺である、と思っていい。文書にするならともかく、ただの口約束で、「あとで素晴らしいものを差し上げますよ。一番ほしいものを差し上げますよ」と言い出すやつは、詐欺師だ。
その意味で、石原幹事長は紛れもない詐欺師だと思った方がいい。これを信じた民主党員は、みんなアホである。鳩山と同じアホ。
自民党が大連立をするとしたら、あくまで自分たちが単独政権を取るためであり、仮に一時的に大連立をするとしても、すぐに破綻する。それを理解しておこう。
(2)
とはいえ、これに乗じて(逆用して)、民主党が態勢を整えることもできる。次のように。
「大連立の目的を、選挙制度の改正に絞る。衆院は定数を是正すると同時に、小選挙区制だけにして、比例区をなくす」
この場合、生き残るのは自民と民主だけで、公明党以下の群小政党は壊滅する。……これが目的だ。
では、なぜそうするべきか?
そもそも、二院制というのは、行政機能の面から言えば、非効率だ。衆院が民意を反映している状況で、参院が異を立てれば、政治は機能マヒに陥る。それが現状だ。
かつての自民・社会党時代には、それでもちゃんと機能していた。というのは、社会党はあくまで「抵抗政党」であって、衆院と参院の過半数を握れなかったからだ。自民が両方とも過半数を握っていた。また、社会党は、あくまで「抵抗政党」であって、「徹底的な妨害」をすることはなかった。せいぜい軍事面で抵抗しただけであって、普通の政治については妨害しなかった。
ところが現状では、自民党と公明党が徹底的な妨害戦略を取っている。「菅直人は無能だ」と見せかけるために、国の政治を人質にしている。これほどの悪徳政党が出現するとは、想定外のことだ。こうなると、国政はマヒする。
二院制はあくまで、「政党には良識がある」ということを前提としていた。「党利党略のために国政を人質にして、国歌をマヒさせる」というような妨害行為を前提としていなかった。
しかるに、自民党と公明党は、そういう妨害行為をしている。こうなると、国政のマヒを防ぐためには、二院制は有害でしかない。
したがって、二院制をやめる必要があるが、それは憲法上、不可能だ。となれば、現実的には、次のことしかありえない。
「衆院で、多数派が3分の2以上を握る」
これならば、衆院で再可決ができるので、一般議案については、停滞がなくなる。(憲法改正については両院で3分の2以上が必要だが。)
というわけで、次期国会では、群小政党を追放するように、選挙制度を改正するべきだ。公明党や社会党やみんなの党などは、もともと存在価値がない。単に国政を妨害する以外、何も機能していない。こんな政党は存在しない方がマシだ。ゆえに、これらの政党を排除するよう、法改正するべきだ。自民党と民主党が結託すれば、それは十分に可能だろう。
群小政党は、せいぜい参院で、「良識の声」を出していればいい。国政については何も関与しない方がいい。関与するとすれば、国政を妨害することしか能がないのだから。……こういうお邪魔な政党があると、大震災のような緊急時には、国家的なマイナスとなる。
[ 付記1 ]
私はもともと、少数意見を尊重するべきだという考え方だし、大政党の横暴には反発してきた。
しかしながら、今回の例を見て、ほとほと呆れた。社民と共産は土壇場で転じたが、それ以外の党は、党利党略があるだけで、被災地の救済を徹底的に妨害している。それでいて、「被災地の救済のために首相退陣を」と唱えている。
こういうペテン師は、私が一番嫌いなタイプだ。公明党と、みんなの党は、すべて地獄に落ちろ、と言ってやりたい。被災地で苦しんでいる人のことを思えば、なおさらだ。
今回の大震災で心残りなのは、公明党と、みんなの党が、津波によって流されてしまわなかったことだ。連中は津波によって、日本国外に運ばれてしまえば良かったのだ。そのまま太平洋で漂流していれば良かった。そうすれば日本がひどく混迷することもなかったはずだ。……また、連中がいなければ、反・原発政策がひっくりかえることもなかったはずだ。(今後はひっくりかえりそうだが。)
[ 付記2 ]
以上の案ではあまりにも過激すぎるかもしれない。そこで、次の補填措置を取るといい。
「参院はすべて比例区にする」
これなら群小政党も生き残れる。衆参両院を見れば、全体としてはバランスが取れている。オマケに、参院の定数是正もなされる。
ついでに、次の措置を取るといい。
「参院の比例区は、二分割する。一方は、非拘束名簿式で、他方は、拘束名簿式。議員が離党した場合、非拘束名簿式の議員は、そのまま議席をもって独自に行動できる。拘束名簿式の議員は、離党した場合、議席を失う。その分の議席は、名簿の時点から繰り上げられる」
これで離党議員の問題も、一応は解決する。
● ニュースと感想 (6月06日c)
「小沢と鳩山を除名せよ」について。
菅直人はもしかしたら退陣するかもしれない。ならば、その前に、「小沢と鳩山を除名する」と声明するべきだ。
これまでは、そうできなかった。「もし小沢と鳩山を除名すれば、輿石が抵抗して、参院で法案が通らない」と思われたからだ。しかし、どうせ退陣するのであれば、法案が通るかどうかは関係ない。先のことは構わないから、自分の退陣と引き替えに、小沢と鳩山を除名すればいい。(ついでに輿石も除名すればいい。)
つまり、「自分の退陣と、小沢・鳩山の除名は、セットになっている」と示すべきだ。「どうしても入党したければ、除名されたあとで、入党を申請せよ」と述べるべきだ。で、そう述べれば、小沢と鳩山の抵抗はなくなるかもしれない。
菅直人はもはや、小沢や鳩山の友情などを、期待するべきではない。彼らは完全な敵である。とすれば、敵に甘い顔をするべきではない。世論だって、鳩山や小沢には否定的だ。大いに歓迎されるはずだ。
私が思うに、菅直人は甘すぎる。人柄が優しすぎる。小沢や鳩山にあれだけコケにされたのだから、そろそろ攻撃するべきだ。売られた喧嘩は、勝ってやればいい。
私だったら、首相に向かって「ペテン師」なんて言ったやつには、猛烈に攻撃してやるんだが。
( ※ だから私は性格が悪いと言われる。 (^^); )
● ニュースと感想 (6月09日)
疲れているので、本日もお休み。
政界のドタバタに、呆れはてて、書く気も失せる。 (^^);
[ 余談 ]
お暇な人向けの2ちゃんねるサイト
→ 鳩山前総理 「人間はウソをついてはいけない。」
「おまえが言うな」のオンパレード。
● ニュースと感想 (6月10日)
夏場の電力不足への対策として、電力逼迫が予想された日の前日に、「警告」を発令するという。問題は、警報への対処だ。
→ Open ブログ 「でんき予報への対処」
● ニュースと感想 (6月10日b)
「鳩山の反省」について。
鳩山が発言を反省をした。
《 鳩山前首相:「ペテン師」発言を反省 》
民主党の鳩山由紀夫前首相は9日、国会内で開かれた自身に近い議員グループの会合であいさつし、「今我々に求められているのは冷静な心だ。私も一時、冷静さを欠いた発言をしてしまい、大変ご無礼したことを皆さんにおわびしたい」と表明。早期退陣を否定した菅直人首相を「ペテン師」とこき下ろしたことを陳謝した。
( → 毎日新聞 )
罵倒した相手ではなく、「皆さん」にお詫びをする。宇宙人( or 鳩)の感覚ですね。冷静になっても、人間離れしている。
● ニュースと感想 (6月11日)
(1)
関西電力が、電力の 15%削減を要請した。これをもって「原発を稼働せよ」と主張する人もいるが、別に問題なく実現できるはずだ。
→ Open ブログ 「関電の電力 15%削減要請」
(2)
涼風を通すベッド・マット。夏の寝苦しさを低減する。しかも電気代がほとんどかからない。
ついでに、千円以下の格安商品も紹介する。
→ 涼風ベッド
● ニュースと感想 (6月12日)
(1)
「反・菅直人」というのは「原発推進」のことだ、と前に述べた。その続編。
→ Open ブログ 「政界の原発勢力」
(2)
被災地の復興はどのくらい進んでいるだろうか? 「かなり大幅に進んでいるが、それでも完遂にはほど遠い。被害の規模があまりにも大きいから」と言える。
→ Open ブログ 「復興の現状」
● ニュースと感想 (6月13日)
(1)
「復興を急げ」という声がある。しかしむしろ、「復興を急ぐな」と唱えたい。
あわてて動く前に、まずはじっくり考えるべきだ。
→ Open ブログ 「復興を急ぐな」
(2)
復興会議が、下旬に提言を出すそうだが、その素案となる「骨子」を発表した。
ざっと見たが、無内容だ。復興会議は意味がない。こうなると、復興庁に期待するしかないようだ。
→ Open ブログ 「復興会議と復興庁」
● ニュースと感想 (6月14日)
被災地の避難所を閉鎖するべきだ。被災者が「避難所にいればすぐに復興の場に戻れる」と思うのは、ただの妄想にすぎない。実現不能な夢から覚まさせて、真実を教えるべきだ。
→ Open ブログ 「避難所を閉鎖せよ」
● ニュースと感想 (6月15日)
(1)
原発事故の処理について、賠償支援機構法案が閣議決定された。
この制度では、電気料金の引き上げが原資となるが、むしろ、原発保険料を原資とするといい。
→ Open ブログ 「賠償支援機構には原発保険料を」
(2)
チェルノブイリ事故の健康への影響について、WHO の報告がある。その機械翻訳を示す。また、それへの批判も示す。
→ Open ブログ 「チェルノブイリ事故の健康への影響」
● ニュースと感想 (6月16日)
(1)
他人の twitter をそのまま(自分のブログに)転載するツール。
単なる文字のコピペと違って、グラフィックで、見栄えがいい。
→ Open ブログ 「twitter の転載ツール」
(2)
池田信夫がデマを垂れ流している。(電力について。)
どこが問題かを指摘しておく。
→ Open ブログ 「池田信夫のデマ(電力)」
(3)
今年は冷夏となりそうだ。つまり、昨年のような猛暑にはならないし、昨年のような大幅な電力消費は起こらないだろう。
→ Open ブログ 「今年は冷夏? (2011年)」
● ニュースと感想 (6月17日)
(1)
前項に引き続いて解説する。池田信夫が凝りもせずに、またデマを振りまいているので。
→ Open ブログ 「続・池田信夫のデマ(電力)」
(2)
「石炭は採掘の際に多数の死者が出る、石炭は原子力よりもずっと危険だ」と池田信夫が述べた。これに対して「ウランも採掘のときに危険性がある」と指摘する声があちこちで出ている。そこで調べると……
→ Open ブログ 「ウラン採掘の危険性」
● ニュースと感想 (6月17日b)
「携帯の料金」について。
ニュースから。
《 東京の携帯代は最も高額 世界7都市比較 》
総務省が14日発表した10年度の電気通信サービスの内外価格差調査によると、携帯電話の長時間利用者の月額料金は世界の主要7都市で東京が最も高額だった。
詳しくは下記。
→ 共同通信
● ニュースと感想 (6月17日c)
「発送分離とソフトバンク」について。
池田信夫が孫正義に「東電にチャレンジせよ」としきりにけしかけている。ツイッターでも、サイトでも。
しかし、こんなおだてを真に受けるほど、孫正義は馬鹿ではあるまい。池田信夫は経営センスがないが、孫正義は経営センスがあるのだから、発送分離なんかに参入するはずがない。
孫正義が参入するのは、市場そのものが拡大する分野である。たとえば、ネットとか、ケータイとか。一方、発電事業というのは、すでに飽和した事業だ。ここでは電力の需要をすべて東電がまかなうことができる。供給力は足りている。そこへ新規事業者が参入しても、供給過剰になるだけだ。まともな利益を得ることは難しい。
なるほど、新規参入業者は、コストの点では東電よりも有利だろうが、東電だって、既存の発電の分は、減価償却がだいたい済んでいる。いざとなったら大幅ダンピングも可能だろう。結局、誰もがろくに儲からないという状態になりがちだ。
ケータイの会社は、3社の寡占なので、20%という暴利を得ることができている。しかし、電力は公共的な産業なので、そんな暴利を得ることは無理だろう。短期的にはともかく、長期的にはとても無理だ。
発送分離をしたときに、この分野に参入する企業があるとしたら、あまり成長のない分野で資金を貯めている会社だろう。たとえば、ガス会社やコンビニ会社など。一方、ケータイ会社のように暴利を得ている会社は、ろくに利益の出ない分野(市場規模の拡大しない分野)に参入するはずがない。短期的には暴利を得ることは可能かもしれないが、将来的には成熟産業になるのは確実だからだ。
池田信夫は、どうせ「発送分離」を推奨するにしても、その相手を間違えている。どうせなら、セブンイレブンのような会社に言う方がいい。発電という分野に参入するには、技術力は何も必要ない。単に装置を買うだけであり、ただの資本投入だけで済む。そのようなこと(金をぽんと出すだけ)なら、小売業だって十分にできるのだ。
ま、孫正義は、資産が 6000億円もあるから、その金を出せなくもない。しかしもし金を出せば、彼の経営能力を奪われるのが、致命的に痛い。本業のソフトバンクの経営が傾きかねない。
私が孫正義なら、貯めた金は発電なんかには投資しない。自分の才能を、そんな無駄なことに使う気はない。
自分の才能を発電事業のために使うとしたら……森ビルの社長かな。このあたりが、一番、有力だ。
[ 付記 ]
「電灯料金は、ソフトバンクが参入すれば半分ぐらいにでできる。これはADSL以上の革命的な事業になるかもしれない」
と池田信夫は言っているが、そんなに値下げしたら、電力会社はちっとも儲からない。何か勘違いしているようだが、投資家の目的は、ボロ儲けすることであり、市場価格を下げることではない。
それにしても、池田信夫の、経営センスのなさよ。
それにつけても金のほしさよ。 ( → はてなキーワード )
● ニュースと感想 (6月18日)
「お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム」という YouTube の動画。(米国版)
とても面白くて、ためになる。あっと驚く意外な真実。
→ nando ブログ 「お金ができる仕組み」
● ニュースと感想 (6月18日b)
感動したページの紹介。
→ 心打つと大反響…亡くなった米兵が娘に残した手紙
→ 英文(妻宛の手紙も)
英文の方は、読んで泣けた。
● ニュースと感想 (6月18日c)
「東電の株価急上昇」について。
三日前のニュースだが、東電の株価が急上昇した。ストップ高。
→ 東電株、連日のストップ高
これで思い出したが、東電の株価急上昇は、私が前に予測していた。
→ (6月05日b) 東電の逆襲
とすれば、これを読んで東電の株を買った人は、たったの 10日間で元金の3割の利益を得たはずだ。1000万円を投資すれば、300万円。
本サイトを読んでボロ儲けした人もいるだろう。
● ニュースと感想 (6月19日)
(1)
微量の放射線は人体に有害だろうか? 福島の 20mSv はともかく、東京近辺の 5 mSv (年間値)という値は有害だろうか?
→ Open ブログ 「微量放射線の影響」
(2)
高濃度汚染水を処理したあとに、放射性の汚泥が生じる。これをどこに廃棄するべきか? 場所が見つからないが、うまい廃棄場所がある。
→ Open ブログ 「放射性汚泥の廃棄場所は?」
● ニュースと感想 (6月20日)
(1)
微量放射線は、特に影響を考えなくていいが、子供にはどうだろうか? 子供にはいっそう慎重な態度が望まれるのではないか?
→ Open ブログ 「微量放射線と子供」
(2)
震災から教訓を得ると、震災の予防が大切だ。そこで、そのための省庁があるといい。
環境省と合体して、自然省というものを創設するといい。
→ Open ブログ 「震災予防の省庁」
(3)
運転停止している原発を、再開するべきだろうか? 是と否の両論がある。そのどちらを取るべきか?
→ Open ブログ 「原発の再開の是非」
● ニュースと感想 (6月21日)
(1)
太陽光発電の全量買い取りが話題になっている。その問題(または核心)を示す。
→ Open ブログ 「全量買い取りの問題(太陽光発電)」
(2)
夏に向けて節電に努めている企業が多いが、その大半は間違った節電をしている。
そこで、悪い節電と、正しい節電とを示す。
→ Open ブログ 「節電の方法(夏)」
(3)
twitter をめぐる話題を三つ。
→ Open ブログ 「twitter 3題」
● ニュースと感想 (6月21日b)
「京速コンピュータ」について。
前に大騒ぎになったスパコンが、早くも世界1位の座に就いた。2位の中国の3倍という圧倒的な性能。
→ 産経
→ 理研
私が前に書いたのは、こちら。
→ 池田信夫のスパコン論 1
→ その他スパコン論(いろいろ)
池田信夫が今回のニュースを聞いて、どう感じているかは知らないが。 (^^);
● ニュースと感想 (6月22日)
(1)
エアコンで節電するには、どうしたらいいか? 買い換えるべきか?
→ Open ブログ 「エアコンで節電」
(2)
手動式のスマートメーターとも言えるもの(システム)がある。電力不足になりそうになったら、専用機器で「節電警報」を連絡して、各家庭で節電してもらう、というもの。
これは名案のようだが、愚案だ。
→ Open ブログ 「節電警報という愚」
(3)
古い原発の危険性について述べている記事がある。(紹介)
→ Open ブログ 「古い原発の危険性」
● ニュースと感想 (6月23日)
(1)
脱原発をめざすなら電力自由化をすればいい……と池田信夫が述べている。
しかし、これは誤りだ。
( ※ ただの批判なので、読まなくても構いません。お暇な人向け。)
→ Open ブログ 「電力自由化で脱原発?」
(2)
LNG の需要が急増したのにともない、LNG 価格が上昇基調にある。このままだと、かなり高騰しそうだ。
ならば原発のあとは、火力発電よりも 自然エネルギーがいい、と言えるか?
→ Open ブログ 「LNG 価格の推移」
(3)
6月22日は、電力消費が大幅に伸びた。このままで、この夏の電力需要は大丈夫だろうか? (東電管内と関電管内で)
→ Open ブログ 「東京・関西の電力事情」
● ニュースと感想 (6月23日b)
「児童ポルノの法案」について。
児童ポルノの法案が提出されようとしている。
→ 児童ポルノ禁止法改正案、自・公が今国会提出へ
その特徴は、単純所持を禁止することだ。しかしこれには問題があることが指摘されている。
→ Wikipedia
特に問題なのは、「所持」と「取得」とは違うことだ。30年前の自分が、赤ん坊のまま裸の姿を撮影されて、それを親からもらっていた。そして30年立った現在、自分の赤ん坊の写真をもっていると、「所持している」という理由で逮捕される。
実際の行為は 30年前なのに、「何もしていなかったから」(廃棄しなかったから)という理由で逮捕される。仮にそれが犯罪だとしても、犯罪の実行行為から 30年もたってから逮捕される。
もはや法治国家の体をなしていない。……そして、それが、皆さんの大好きな自民と公明の政策だ。
菅直人は無能だとしても、自民と公明は悪である。無能と悪の、どちらがいいか、という二者択一。たいていの人は、「善」を求めて、「悪」を得る。「ゼロでなければプラスに違いない」と錯覚して。……詐欺師にだまされるタイプですね。
● ニュースと感想 (6月24日)
(1)
大阪府知事は「節電のためにエアコン停止」という方針を示している。これでは大量の死者が出るだろう。ホメオパシーよりもはるかに危険なトンデモだ。
私は警告するが、医学界も警告するべきだ。
→ Open ブログ 「大阪の熱中症死亡(警告)」
(2)
「再生可能エネルギー」という用語は、長たらしくてわかりにくいだけでなく、不正確な用語である。これだったらまだしも、「自然エネルギー」の方がマシだ。
( ※ 用語の話です。言葉レベルの話。)
→ Open ブログ 「「再生可能エネルギー」という用語」
● ニュースと感想 (6月25日)
今年の夏も、35度ぐらいの猛暑日は何日かあるだろう。その日にはエアコン需要が急増する。それに備えて、猛暑休暇を整備しておくべきだ。
→ Open ブログ 「猛暑休暇を用意せよ」
● ニュースと感想 (6月26日)
小野善康が景気対策の案として、「現物支給すればいい」という説を述べた。「金でなく現物支給をすれば、消費性向が100%なので、景気が回復する」という理屈。
→ nando ブログ 「小野善康の「現物支給」論」
● ニュースと感想 (6月26日b)
● ニュースと感想 (6月25日b)
原発や火力発電に代わるものとして、太陽光発電が話題になっているが、別の有力候補がある。燃料電池だ。
→ Open ブログ 「太陽電池か 燃料電池か」
● ニュースと感想 (6月26日)
(1)
橋下府知事のエアコン節電論(エアコン OFF で 電力不足に対応できる)という主張がある。25日に、大量に発言された。これをツイッターでまとめた。反論つき。
→ Open ブログ 「橋下府知事のエアコン発言」
(2)
橋下府知事への公開質問状……を書こうかと思ったが、やめた。私なんかが書くのは失礼なので。かわりに、「公開質問状」の体裁のある記事にしておく。
→ Open ブログ 「橋下府知事への公開質問状(もどき)」
(3)
「正しい節電と、悪い節電」というテーマで、さらに詳しい話を述べる。
→ Open ブログ 「続・節電の方法(夏)」
(4)
東電が電力情報を操作して、あえて電力不足に見せかけていた。私が強く疑っていたが、とうとう暴露された。(東電も白状した。)
→ Open ブログ 「東電の電力情報操作」
● ニュースと感想 (6月26日b)
小野善康が景気対策の案として、「現物支給すればいい」という説を述べた。「金でなく現物支給をすれば、消費性向が100%なので、景気が回復する」という理屈。
→ nando ブログ 「小野善康の「現物支給」論」
● ニュースと感想 (6月27日)
(1)
今夏は暑いか涼しいか? 私が大胆に予想すると、こうだ。
「暑い日もあり、涼しい日もある。両者の混在。寒暖の差は激しい」
→ Open ブログ 「今夏の気候(2011年)」
(2)
太陽光発電などの自然エネルギーを推進するには、電力購入を自由化するといい。つまり、太陽光発電を推進したい人だけが、高額で購入すればいい。
→ Open ブログ 「電力購入を自由化せよ(グリーン電力制度)」
(3)
孫正義の電田プロジェクト発言
孫正義の語る電田プロジェクト(休耕田を無償提供してもらって、ソフトバンクが太陽光発電の設備を設置するという企画)のツイートをまとめた。6月26日の分。最後に、反論がある。
→ Open ブログ 「孫正義の電田プロジェクト発言」
(4)
「頭の良くなる薬」というのは、SF みたいな夢物語だが、それがとうとう実現する見通しが立った。マウスではまさしく「頭のいいマウス」ができた。
→ Open ブログ 「頭の良くなる薬」
(5)
放射線にはエビオス錠を
福島件や関東地方などで、「微量の放射線を浴びるのが心配だ」という人は、放射線の特効薬を飲むといい。それは「エビオス錠」だ。
→ Open ブログ 「東電の電力情報操作」
● ニュースと感想 (6月28日)
(1)
脳内で記憶する機械的な半導体チップが開発され、マウスで成功したという。SF の実現か?
→ Open ブログ 「脳内記憶チップ」
(2)
AKB48 で、メンバーの目や鼻をパーツとして組み合わせる……という福笑いみたいなサイトがある。それを使って私が作った美女。すごい美人。
→ Open ブログ 「AKB48 合成美女「篠崎有美」」
● ニュースと感想 (6月29日)
(1)
夏の電力ピーク問題を回避するには、別の方法もある。電力を溜めるかわりに、熱(冷熱)を溜めればいいのだ。
→ Open ブログ 「蓄熱による電力ピーク回避」
(2)
28日はかなり暑かったのに、人々は節電して冷房を使わなかったようだ。しかし、冷房をもっと使っていい。電力はたっぷりと余っているからだ。
→ Open ブログ 「冷房をもっと使っていい」
(3)
「ティラノサウルスに羽毛が生えていた」という説がある。この説の是非について検討する。
→ Open ブログ 「ティラノサウルスと羽毛」
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