《 ※ これ以前の分は、
8月20日 〜 9月21日
9月22日 〜 10月11日
10月12日 〜 11月03日
11月04日 〜 11月27日
11月28日 〜 12月10日
12月11日 〜 12月27日
12月28日 〜 1月08日
1月09日 〜 1月22日
1月23日 〜 2月03日
2月04日 〜 2月21日
のページで 》
(3))
[ 付記 ]
ついでに言えば、この立花隆の論考では「流動性の罠」という用語が使われている。いま最も重要な経済用語である。なのに、朝日も読売も、この用語について、いっぺんも解説していない。しいて言えば、朝日の「ウイークエンド経済」の野口悠紀雄の寄稿があるが、ここでは、正しい説明ではなく、間違った説明となっている。 ( → 1月10日 )
日本のマスコミというのは、まったくデタラメぞろいなのだ。嘘を報道することには熱心だが、真実を報道することはやらないのだ。たまにやると、無断引用。 ( → 2月06日 )
今のマスコミがなすべきことは、何か? 「総需要の拡大」という正解を示すことだ。なのに、「特定分野を振興せよ」だの、「不良債権処理をしてどんどん倒産を増やせ」だの、デタラメばかりを言っている。日本の景気回復をする一番いい策は、マスコミの記者たちをすべて、「不良記者処理」することだ。
「今のままだと、財政が破綻する。だから、自己負担の上昇か、保険料の上昇か、どちらかが必要だ。この二つのうち、前者は後者よりも好ましい」
価 | 乂 |
このグラフで、 右上がりの曲線は供給。 右下がりの曲線は需要。 | ||
→ 量 |
「一人一人が貯蓄を増やす → 国全体で、消費が減る&貯蓄が増える → 投資が増える(∵ 投資 = 貯蓄) → 投資によって供給能力が拡大するので、次の期間に生産が増える → 生産増の分、所得が増える → 所得増の分、消費と貯蓄が増える」差し引きして、どうなったか? 貯蓄して、投資すると、投資の分の需要が増えただけでなく、投資によって供給能力の向上した分、生産と需要が増えたことになる。つまり、貯蓄して、投資したことで、経済が拡大したことになる。要するに、パイが拡大したわけだ。
囚人A の値 |
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囚人B の値 |
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