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● ニュースと感想 (8月04日)
「集団的自衛権は合憲か?」について。
安倍首相が集団的自衛権を「合憲だ」と見なすよう、憲法の解釈を変更する予定だ。
→ 新法制局長官、集団的自衛権の解釈見直し派に
→ 集団自衛権の全面容認、有識者会議が提言へ
後者の記事には、次の四つのタイプが示されている。
(1) 日米が公海上で共同訓練中などに、米艦船が攻撃され、自衛隊艦が反撃する。
(2) 米国に向かう可能性がある弾道ミサイルを、日本のミサイル防衛システムで撃破する。
(3) PKO で他国部隊が攻撃され、自衛隊が駆けつけて反撃する(駆けつけ警護)
(4) PKO で自衛隊が外国軍隊を後方支援する
これらについて考える。
──
順序は逆になるが、(3)(4) は、集団的自衛権とはあまり関係ないだろう。これは、国連の旗の下での PKO だから、日本政府が集団的自衛権を行使するわけではない。国連に属する日本人の部隊が、小規模に集団的自衛権を発動するだけだ。「部隊レベルの集団的自衛権」であり、「日本の国家としての集団的自衛権」ではない。ゆえに、特に問題とはならない。
一方、「現地の他国部隊が攻撃されたから」という理由で、日本が国家的な集団的自衛権を発動するとしたら、次のようになる。
「現地の他国部隊を守るという名目で、自衛隊を現地に派遣して、大規模に攻撃活動をする」
たとえば、アフガニスタン(またはアフリカ)の米国部隊が攻撃されたという理由で、日本から大規模な部隊を派遣して、現地のゲリラと対決する。……これならば、「国家レベルの集団的自衛権」と言える。
しかし、これは違憲だろう。当然ながら、このようなことは許されない、と思う。
このようなことが許されるなら、「満州が攻撃された」という理由で、中国に日本軍を派遣した……という歴史の愚を肯定することになる。馬鹿げている。
結論としては、PKO には「国家レベルの集団的自衛権」は認められるべきではない。部隊レベルの集団的自衛権は認められるが、それは日本の国家レベルの憲法問題とは何の関係もない。国連の問題であるにすぎない。
──
(1)(2) はどうか? 再掲しよう。
(1) 日米が公海上で共同訓練中などに、米艦船が攻撃され、自衛隊艦が反撃する。
(2) 米国に向かう可能性がある弾道ミサイルを、日本のミサイル防衛システムで撃破する。
これらも似た問題をかかえる。
(1) では「公海上で共同訓練中」というが、その米軍は共同訓練中でなく作戦展開中であるかもしれない。たとえば、アフガニスタンで攻撃中かもしれない。そこで日本の輸送艦が給油しているかもしれない。このとき、「集団的自衛権」が認められるのであれば、米艦隊が攻撃されたときに、日本の輸送艦の警備をしているイージス艦が出動して、何らかの作戦活動をするかもしれない。同時に、敵の短距離ミサイルの発射地域を攻撃することもあるかもしれない。こうして全面的に戦闘活動に巻き込まれることになる。(戦争中なのだから当り前だ。)
これはまずい。事実上、米国の戦争に巻き込まれることになる。米国が「アフガニスタンを攻撃したい」と言えばそれに巻き込まれて戦争をすることになるし、米国が「パレスチナを攻撃したい」と言えばそれに巻き込まれて戦争をすることになる。勝手に他国の戦争に巻き込まれてしまう。馬鹿げている。
(2) は、特に問題だ。北朝鮮と米国が勝手に戦争を始めたときに、日本も巻き込まれることになる。ま、巻き込まれるだけならばいいが、もっとひどいことになる。次のことだ。
「米国のグアムという島を守るために防衛ミサイルを発射するせいで、すぐに弾切れになってしまう。そのせいで、北朝鮮が東京にミサイルを発射しても、弾切れで防止できない」
つまり、グアムなんていう重要性の低い前線基地を守るために防衛ミサイルを使い果たしてしまうせいで、重要性の高い東京を守れなくなってしまうのだ。それも、集団的自衛権なんていうもののせいで。はっきり言えば、「集団的自衛権を行使したせいで、自分自身の自衛権を失う」というのと同様になる。愚の骨頂。この件は、前にも論じた。
→ 集団的自衛権と迎撃ミサイル
→ 北朝鮮の弾道ミサイルは迎撃不能
※ グアムを守ることは可能でも、米国本土を守ることは不可能。
──
まとめておこう。
「集団的自衛権」というのは、強者が弱者を守るときだけに意味を持つ。弱者が強者を守るためにそれを行使すれば、弱者は自分自身を守れなくなる。本末転倒だ。そんなことを考えるのは、軍事的な無知であるにすぎない。
集団的自衛権が意味を持つとしたら、「弱者がオトリになって犠牲になることで、強者の作戦効果を増す」ということだけだ。たとえば、日本の東京が犠牲になることで、米軍のグアムの攻撃基地を守る。こうして、日本人の 1000万人の命を犠牲にすることで、米軍は自国の1万人と武器を守ることに成功する。……そして、それは、確かに軍事的な有効性がある。
だが、そんな軍事的な有効性を得るために、日本人の 1000万人の命を犠牲にする、というような発想は、もはや狂人の発想でしかない。「ユダヤ人を皆殺しにすることでドイツ国民の命を守ろう」というヒトラーと同様である。狂気の沙汰だ。
結局、「集団的自衛権」なんて言っているヤツは、次のいずれかだ。
・ 日本の戦力は米国以上だと自惚れている。
・ 日本人の生命を大量に犠牲にすることで米国の武器を守る。
いずれにしても、気違いだ。そして、そういう気違いが、日本の首相をやっているのである。
──
日本の元首相(麻生)は、次のように述べた。
「国民が気づかないうちに、こっそりと憲法を変えてしてしまえばいい。ヒトラーを見習って」
一方、日本の現首相は、次のようにしている。
「国民が気づかないうちに、憲法の解釈を変えることで、実質的に憲法を変えるのと同じにしてしまえばいい。これなら改憲する手続きも不要だから、もっと簡単だ」
「解釈によって違憲行為を合憲にしてしまうという」というのは、「解釈によって黒を白と言いくるめる」というものだ。日本はもはや民主主義でも法治主義でもなくなる。ただの独裁国家になってしまう。
ま、その意味では、元首相の言うように、まさしくヒトラーを見習っているのだろう。
(こちらはそうだとは批判されないうちに、こっそりやろうとしている。何ともまあ。呆れる。……詐欺みたいなものだ。ただ、こいつは少額の金銭を奪うかわりに、1000万人の命を奪おうとしている。ガラクタ手書きマシンを売りつけて 39800円を奪った詐欺とは、レベルが違うね。)
[ 付記 ]
「集団的自衛権は合憲か否か」
という冒頭の話題に戻って答えるなら、次のように言える。
「違憲である。それは歴代の内閣法制局が政府として答えている」
それを勝手に「解釈の違い」で歪めようというのだから、これは、法律論ではなくて、法治主義を認めるか否かの問題だ。
集団的自衛権を合憲としたければ、あくまで憲法改正という道を取るべきだ。橋下や石原や自民党議員などが「憲法改正」を唱えているのだから、その方針に従って、堂々と憲法改正の手続きをすればいい。
なのに、そういう法律に則った道を取らずに、「解釈の違いで黒を白と言いくるめる」というのは、独裁者の道だ。
その意味で、麻生元首相は、安倍首相のやっていることを見事に言い当てたことになる。人々は麻生元首相を批判しているようだが、批判するよりは、褒めた方がいい。
「そこで述べられていること(ヒトラーを見習って、民主主義と法治主義を踏みにじり、独裁政治を取ること)は、まさしく安倍首相のやっていることだ」
と。
ローゼン閣下は、馬鹿のフリをして、真実を言い当てているのである。
● ニュースと感想 (8月05日)
「集団的正当防衛はあるか?」について。
国家の「集団的自衛権」に関連して、個人の「集団的正当防衛」というものを考える。
まず、憲法9条に関して、「自衛権は合憲だ」という主張の根底にあるのは、次のことだ。
「正当防衛というものは、法のいかんにかかわらず、自然発生的に生じている。これを法は阻止できない。ゆえに、国家についても、正当防衛は認められる。これは憲法9条のいう戦争や武力行使には当たらない」
なるほど、それは理屈として成立する。では、次のことはどうか?
「自衛権が成立するように、集団的自衛権も成立する。なぜなら、正当防衛が成立するように、集団的正当防衛も成立するからだ」
つまり、自分でなく他人Aが攻撃されたときに、その他人Aを救うために、他人Aを攻撃する他人Bを攻撃する権利が、第三者にある……という主張である。
このような権利は、自然発生的に成立するか? つまり、次のことは成立するか?
「もし他人Aを救わないと、自分自身が損なわれてしまう。ゆえに、他人Aを救う権利がある」
これは、暴論のようであるが、例外的に成立する場合がある。次の場合だ。
「その他人Aが、自分自身と一体化しているような場合。つまり、その他人Aが、自分の妻か、子供か、親か、あるいは最愛の恋人である場合」
こういう場合には、集団的な正当防衛を認めていいだろう。また、認めるか否かにかかわりな、人はそういう行為を取るだろう。
では、他人Aがただの他人である場合には? 当然ながら、その権利はない。他人が親しい友人だとしても、集団的な正当防衛を発揮する権利はない。もしかしたら、その友人は、殴られるだけの理由があったのかもしれない。たとえば、他人Bの妹をレイプして、その女を自殺させた、というふうな。……こういうときに、友人を守るために、攻撃する相手をぶんなぐって大ケガをさせてしまう、というようなことは、倫理的にもおかしい。
ところが、それと同様のことを狙っているのが、安倍首相である。
「米国は世界中でどれほど残虐なことをしてもいい。『イラクの独裁者による 1000人の殺害を防ぐため』という名目で、イラクを攻撃して、10万人の一般市民を殺害してもいい。そのせいで米軍が攻撃されたら、その米軍を守るために、日本は協力するべきだ。それで殺された人々の遺族の恨みを買って、日本国民がテロの危機にさらされたとしても、それでも集団的防衛権を行使するべきだ」
これはつまり、「米国の忠犬として尻尾を振るべきだ」という主張である。ま、人が何を思うと、それは人の勝手だが、それを「法の解釈の違い」というような小手先な方法で、違憲から合憲に転じてしまっていいのか?
以上によって、こういう問題がある、とわかる。「集団的な正当防衛権」という概念を考察することで。
[ 付記 ]
比喩的に言えば、こうだ。
ジャイアンがのび太をいじめたあとで、スネ夫に「こいつのほっぺをつねっておけ」と命じた。スネ夫はのび太のほっぺをつねった。すると、のび太がスネ夫の足を払って、倒した。それを見たじゃイアンが戻ってきて、のび太をぶんなぐった。
「なぐったオレが正しいんだ。スネ夫についての集団的正当防衛だからな。これも正当防衛の一種さ」
「そっちが先にいじめたんじゃないか」とのび太は非難した。
「いじめたのはオレだが、スネ夫は関係ない。スネ夫はほっぺをつねっただけで、いじめたわけじゃない。おまえがスネ夫を倒す権利はない。わかったか」
これを聞いて、スネ夫は「わーい、わーい」と喜んだ。
ここで、日本は何かというと、のび太じゃない。スネ夫です。お間違えなく。
● ニュースと感想 (8月05日b)
富士山で入山料を徴収しているが、やめるべきだ。かわりに、トイレの利用料を徴収すればいい。
→ Open ブログ: 富士山の入山料とトイレ
● ニュースと感想 (8月06日)
(1)
スーパー堤防が復活する見込みだ。壮大な無駄遣い。ひどいものだ。
→ Open ブログ: スーパー堤防が復活
(2)
地震・津波のときには、着替えない方がいい。そのことで迅速な退避が可能となる。
→ Open ブログ: 地震・津波のとき着替えるな
● ニュースと感想 (8月07日)
(1)
東大は、国際化をめざす。だが、大学がめざすべきものは、別にある。
→ Open ブログ: 大学は何をめざす?
(2)
Google の7インチタブレット Nexus 7 の新モデルが出た。
その解像度は iPad mini を大幅にしのぐ。画像でわかる。
→ Open ブログ: 新 Nexus 7 の解像度
● ニュースと感想 (8月08日)
(1)
グローバル化とは何か? 国際化とは何か? それらは英語力を付けることで獲得できるものか?
→ Open ブログ: グローバル化とは何か?
(2)
超音速機の衝撃波の解消には、主翼を小さくすることが大切だ。そのためには、「胴体翼」「先尾翼」「可変翼」を併用するといいだろう。(提案)
→ Open ブログ: 超音速機の衝撃波の解消は翼で
● ニュースと感想 (8月09日)
(1)
超音速機の衝撃波は、翼から下向きに延びて、直下の地上に達する。この衝撃はを、広く拡散することで、衝撃波の被害を弱めることができそうだ。
→ Open ブログ: 衝撃波の拡散
(2)
艦これ(艦隊これくしょん)というゲームが人気だ。そのせいで、DeNA や グリーのようなソシャゲの会社がつぶれるかも。
→ Open ブログ: 艦これ で ソシャゲがつぶれる?
(3)
ソシャゲのコンプガチャは、射幸心をあおり、大金を浪費させる。ではこれは、賭博罪に抵触しないか?
→ Open ブログ: コンプガチャと賭博罪
● ニュースと感想 (8月10日)
(1)
公営ギャンブルとしてカジノを導入するよりは、パチンコ税を導入するべきだ。
→ Open ブログ: カジノより パチンコ税
(2)
twitter で「冷蔵庫に入った」「厨房でいたずらした」などの馬鹿げた行為を公開して炎上する事件が起こっている。では、なぜか?
→ Open ブログ: twitter のDQN公開・炎上はなぜ?
(3)
プラナリアの記憶は頭の外にもあるらしい、という実験結果が出た。これをどう解釈するか?
→ Open ブログ: プラナリアの記憶再生
● ニュースと感想 (8月11日)
(1)
水素を液体化する(体積を 500分の1にする)という技術が開発された。これは燃料電池車の代替になる。
→ Open ブログ: 水素エンジン車
(2)
ひどい豪雨で被害が発生した。このような異常気象は、地球温暖化のせいだろうか?
→ Open ブログ: 豪雨と温暖化
(3)
8月10日の気温は記録的な暑さになるらしい。では、電力の事情は?
→ Open ブログ: 真夏の電力事情
(4)
パソコンが故障してしまったようだ。画面に何も映らない。どうしよう? と思ったら、意外にも……
→ Open ブログ: パソコンが故障……
● ニュースと感想 (8月12日)
(1)
スマートメーターは、規格が不統一のまま、普及を強行しようとしている。しかし、やめるべきだ。
→ Open ブログ: スマートメーターの普及強行をやめよ
(2)
漫画・アニメファンの祭典であるコミケに人が集まりすぎて、とんでもないことになっている。だったら、コミケを廃止するべきだ。
→ Open ブログ: コミケを廃止しろ!
● ニュースと感想 (8月13日)
サッカー日本代表の監督として、ザックことザッケローニは適任だろうか? 代わる候補としてペトロビッチはどうか?
→ Open ブログ: サッカー監督:ザックとペトロビッチ
● ニュースと感想 (8月13日b)
「北朝鮮を爆撃する」について。
「北朝鮮を爆撃する」という案がある。(あくまで案だが。)
実際に爆撃するのではなくて、「爆撃するぞ」という態勢を示して、ステルス爆撃機をたくさん用意する。ここで、「専守防衛」という憲法9条が問題となりそうだが、次のことで回避できる。
「相手の基地を叩くだけであれば、自国への攻撃手段をたたくという防衛にすぎないから、侵略とは見なされない」
これは次のことと似ている。
「人が相手から暴行を受けたとき、相手のパンチから身をかわすだけでなく、相手のナイフを打ち払っても、自衛に含まれる」
また、次のことにも似ている。
「相手から『刺すぞ』と脅かされたときには、相手が手を出す前に、相手のナイフを打ち払っても、自衛に含まれる」
ここでは、「相手そのものを攻撃せず、相手のナイフだけを攻撃する」ということが重要だ。これならば問題ない。
同様に、北朝鮮が日本に向けてテポドンで脅迫してきた場合には、日本が先制して、テポドンの基地を爆撃しても、問題ないはずだ。(相手の都市や陸軍基地を攻撃するのではなく、テポドンのミサイル基地だけを攻撃する。)
さて。面白いのは、この先だ。
このとき同時に、次のことを示唆する。
「北朝鮮は、反撃として、韓国との境界線から陸軍の大砲や短距離ミサイルを発射するだろう。それによって、境界線から 50キロメートも離れていないソウル は、火の海になるだろう。しかし、そうなっても、それは北朝鮮と韓国の問題であるから、日本は関知しない」
要するに、日本のせいで(というより、きっかけとなって)ソウルが火の海になっても、日本は「あっしには関わりのないことでござんす」と知らんぷりをしていればいい。
で、そういう日本の魂胆を知った韓国人は、「日本のせいでソウルが火の海になる!」と大騒ぎするわけだ。で、彼らが文句を言ってきたら、「それだったらすぐにも、北朝鮮を爆撃してやるぞ」と脅せばいい。
これで韓国人はびっくらこいて、おとなしくなる。うるさくて仕方のなかった韓国人が、ようやく「日本はおっかないな」と思って、おとなしくなる。かくて日韓は喧嘩状態がなくなる。
つまり、風が吹けば桶屋が儲かるように、日本が北朝鮮を爆撃するフリをすれば、韓国は日本に対して礼儀正しくなるのである。
● ニュースと感想 (8月13日c)
「北朝鮮の分割」について。
中国は北朝鮮を支持している。北朝鮮が暴走しかけて、手に余るようになっても、まだ支持している。どうしてか? 次のことがあるからだ。
「朝鮮戦争の再来が怖い。つまり、米軍・韓国軍の合同軍が、中国国境まで迫ると、自国領が脅かされる。だから間に中間地帯としての北朝鮮を置いておきたい」
これは軍事常識でもある。(読売・朝刊・コラム 2013-08-04 にも書いてある。)
これを読みながら、思いついたことがあった。こうだ。
「中国の懸念を防ぎ、かつ、中国にとっても利益になる、という形で、北朝鮮を崩壊させる。それは、北朝鮮を分割することだ。二つに分割して、北側を中国領として、南側を韓国領とする。こうして北朝鮮を解体する」
こうすれば、中国は「濡れ手で粟」という感じで、領土を拡張できる。今や最大の侵略国家である中国 にとって、実においしい話であろう。ヨダレが出てくるに違いない。
そして、それを知った北朝鮮は、「自国が分割される」と想像して、大慌てとなるのである。
実は、「北朝鮮を分割する」という案は、実現性は薄い。一種の共同侵略であるから、そのようなことが実現することはなさそうだ。とはいえ、相手は北朝鮮だ。普段から自分が「侵略してやりたい」と思っているのだから、「敵も侵略してくる」と想像するだろう。そして、そう想像したら、今までの強気の態度が腰砕けになるはずなのだ。それこそが真の狙いである。
読売の記事には、「弱者である北朝鮮が、強者である中国を牛耳っている」というふうに記してある。その理由は、「中国が朝鮮戦争の再来を恐れている」ということだ。(上記)……これを中国の弱みと見て、北朝鮮は中国に対して威張っている。
しかし本項では、「北朝鮮の分割」という案を示した。この案を持ち出せば、北朝鮮はもはや威張り散らすことはできなくなるだろう。それが本項の意図である。
● ニュースと感想 (8月14日)
記録的な猛暑が続いているが、夏休みのおかげで電力不足になっていない。では、夏休みのあとは? やや危機的である。
→ Open ブログ: 猛暑で電力危機は起こるか?
● ニュースと感想 (8月15日)
地震予知について驚嘆すべき事実が判明した。「前兆はない」というのが定説だったが、データを精査すると前兆は明白にあったという
→ Open ブログ: 地震学は裸の王様だった
● ニュースと感想 (8月16日)
地震学は何のためにあるのか? 「地震予知をするため」と思われているが、逆に、「地震予知はできない」と主張するためであるようだ。
→ Open ブログ: 地震学は何のためにあるのか?
● ニュースと感想 (8月17日)
(1)
日本の林業は赤字ばかりだと思ったが、それは工夫が足りないだけだったらしい。うまくやれば十分に産業になるらしい。
→ Open ブログ: 自伐林業(読売の記事)
(2)
花火会場で起こった火事は、発電機用のガソリンに引火したのが理由であるらしい。では、どうするべきだったか?
→ Open ブログ: ガソリン発電機の事故対策
● ニュースと感想 (8月18日)
中国・韓国は一方的に日本を非難してくる。それにはどう対抗するべきか?
→ nando ブログ : 中国・韓国への対抗策
● ニュースと感想 (8月18日b)
「集団的自衛権についての詭弁」について。
読売新聞が集団的自衛権について特集記事を書いている。(2013-08-17 朝刊)
その一部に、次の趣旨の話があった。
「攻撃された米軍を助けなかったら、日米安保は終わる、と安倍首相は何度も繰り返して述べた」
そこでネット上を確認したら、次の記事が見つかった。
首相は就任前から「日米の船が航行中、攻撃された米国の船を助けなかったら、日米同盟は終わる」と繰り返し強調してきた。
( → 毎日新聞 2013年02月09日 )
なるほど、実際にそう発言したわけだ。しかしこれは奇妙である。これは次のことを言っているのも同然だからだ。
「日米安保は、張り子の虎である。日本が米軍の軍事活動に協力しなかったら、米軍はいつでも日米安保を反故にできる」
具体的に言えば、次のケースだ。
「米軍がベトナム戦争を実行しているときに、自衛艦の派遣を求めた。日本が自衛艦を派遣しなかったり、派遣しても軍事行動をしなかったならば、米国は日米安保を反故にできる」
これはつまり、「日米安保条約なんて何の意味もない」ということだ。つまり、「日米安保条約があるから、米国は日本を守ってくれる」という自民党の主張は、真っ赤な嘘だったことになる。また、次の主張も嘘だったことになる。
「米国が日本を守ってくれるから、その代償として、日本は米国に基地の土地を提供し、さらには、米国の基地の経費も大幅に日本が負担する」
これは真っ赤な嘘だったわけだ。日本は、米国に守ってもらえる保証もなく、単に基地と経費を一方的に提供していたわけだ。そして、いざ的が攻めてきたら、米国は「日本の自衛艦が米国のイラク爆撃に協力しなかったから」とか「アフガン侵攻に日本は戦車を派遣しなかったから」とかいう理由で、日米安保をあっさり反故にできるわけだ。
それが安倍首相の主張である。
それに対しては、次の反論があるかもしれない。
「いや、自衛艦の派遣を求めているわけじゃない。たまたまそばにいるときに、自衛艦の協力を求めるだけだ」
しかし、これはありえない。なぜなら、米国が攻撃を受けるということは、米国が軍事活動をしているということだからだ。で、米国が軍事活動をしていて、そのときにそばに自衛艦があるのだから、もともと自衛艦は米国の軍事活動中の地域に派遣されていることになる。
たとえば、イラク沖だ。ここに自衛艦が派遣されていなければ、「集団的自衛権」なんてものはもともと無意味である。わざわざ「集団的自衛権」を持ち出すとしたら、米国が軍事作戦を実行中のところに、わざわざ自衛艦を派遣したことになる。そして、その軍事活動に自衛艦を協力させることになる。つまり、イラク侵攻とか、ベトナム侵攻とか、そういう米国の軍事活動に協力して、自衛艦が共同活動することが念頭になっているのだ。
このことは、上記の毎日新聞の記事からもわかる。
(1)公海上で米軍艦船が攻撃された際に、自衛隊艦船が反撃
(2)米国を狙った弾道ミサイルを、自衛隊のミサイル防衛システムで迎撃
(3)国連平和維持活動(PKO)参加中、攻撃を受けた他国軍隊を救援するための武器使用
(4)戦闘地域における他国軍への後方支援−−の4類型を挙げた。
米国との集団的自衛権の行使容認にかかわるのは、(1)と(2)で、首相は就任前から「日米の船が航行中、攻撃された米国の船を助けなかったら、日米同盟は終わる」と繰り返し強調してきた。
( → 毎日新聞 2013年02月09日 )
この(1)については、上記に述べた。
(2)については、別項で述べた。
→ Open ブログ: 集団的自衛権と迎撃ミサイル
ここで図示したように、日本の迎撃ミサイルは、米国本土向けの北朝鮮ミサイルを迎撃できない。なぜなら、日本の迎撃ミサイルは、近距離ミサイルを正面から迎え撃つタイプのものであり、長距離弾道弾を後ろから追いかけるタイプのものではないからだ。(そのような超高速迎撃ミサイルは、アメリカでさえいまだに開発されていない。)……要するに、撃墜不可能。そして、「撃墜しなければ(=不可能なことを実行しなければ)、日米安保は反故にされる」と安倍首相は論じているのだから、「日米安保は必ず反故にされる」と論じていることになる。
結局、「いざというときに米国は助けてくれる」というのが日本政府のこれまでの方針だったのに、それを否定して、「米国のあらゆる世界的な軍事活動に協力して、かつ、存在しない高性能なミサイルを保有することが必要だ。さもないと日米安保は反故になる」というふうに論じているわけだ。
だったら、そんな無意味な日米安保条約は解消するべきだろう。それが論理的な結論となる。
それにしても、自民党総裁が「日米安保条約は張り子の虎だ」と主張するとはね。呆れたものだ。これじゃまるで、「中国やロシアはいつでも日本を攻撃して下さい。どうせ米国は日本を助けてくれませんからね」と言っているのも同然だ。国賊か売国奴みたいなものだ。
[ 付記 ]
集団的自衛権については、下記でも詳しく論じた。
→ Openブログ:朝鮮半島有事シミュレーション(読売)
● ニュースと感想 (8月19日)
(1)
外国人移民の導入の是非は? また、もし導入するとしたら、その方法は?
→ nando ブログ : 外国人移民の導入は?
(2)
鳥の羽はいかに獲得されたか? その進化的な歴史はどうか?
→ Open ブログ: 鳥の羽の進化
● ニュースと感想 (8月20日)
10万年後の人類の顔は、目が巨大化している、という見解がある。本当にそうなるか?
→ Open ブログ: 人類の眼は巨大化するか?
→ Open ブログ: 汚染水はタンカーに移せ
● ニュースと感想 (8月21日)
(1)
古人類の化石から顔を復元する、という試みがある。その書籍を紹介する。
→ Open ブログ: ネアンデルタール人の顔
(2)
ネグリトとは、アジア南洋の島々にいる、小柄の民族(人種)。肌が黒いので黒人と見間違われることもあるが、オーストラロイドの一種と見なせる。
( ※ トリビアふうの話題なので、読まなくてもいい。)
→ Open ブログ: ネグリト/アンダマン島人
● ニュースと感想 (8月22日)
(1)
南海トラフ巨大地震で津波対策をするべきだが、現実にはまったく進んでいない。このままでは大被害が出るだろう。
→ Open ブログ: 南海地震の津波対策はゼロ
(2)
福島で放射性の高濃度汚染水が漏出しており、その対策に難儀している。ならば、汚染水をタンカーに移せばいい。
● ニュースと感想 (8月23日)
南海トラフ地震では最大 30万人規模の死者が出ると予想されている。しかるに政府はほぼ無策だ。これは 30万人殺害計画に等しい。
→ Open ブログ: 南海トラフ地震対策の狂気
● ニュースと感想 (8月24日)
(1)
南海トラフ地震では最大 30万人規模の死者が出ると予想されている。しかるに政府はほぼ無策だ。これは 30万人殺害計画に等しい。
→ Open ブログ: 南海トラフ地震対策の狂気
(2)
リニアコライダー(量子の直線加速器)は、建設する必要がないが、どうしても建設するなら、復興予算(19兆円)でやるといいだろう。
→ Open ブログ: リニアコライダーは復興予算でやれ
(3)
Tabtter が Adblock と併用できなくなった。その解決は?
→ Open ブログ: Tabtter が Adblock とは使えない
● ニュースと感想 (8月25日)
MRJ の開発計画がまたしても延期された。これで3度目。もうそろそろ開発計画を中止した方がいいだろう。
→ Open ブログ: MRJ の開発延期
● ニュースと感想 (8月26日)
(1)
冷蔵庫に入ってツイッターしたあげく炎上する例があった。その後、精米器に入ったりした例が出たが、今度は竹のなかに入った例が出た。
→ Open ブログ: 竹のなかに入って炎上
(2) 医師・看護師不足の対策が実現する運びとなった。本サイトでは珍しく、「喜ばしいニュース」である。
→ Open ブログ: 医師・看護師不足の対策が実現!
● ニュースと感想 (8月27日)
(1)
自治体が古紙回収に躍起になっている。しかし、あまりにも馬鹿げたことなので、やめるべきだ。
→ Open ブログ: 自治体の古紙回収は無駄
(2)
福島の放射線の濃度が高いので、国は再除染する方針だ。しかしこれは非科学的で馬鹿げている。
→ Open ブログ: 福島の再除染は無駄
● ニュースと感想 (8月28日)
「ユーロ経済の情勢」について。
昨年はユーロ危機が叫ばれて、ひどい円高になったが、今では円安基調だし、ユーロ高だ。では、最近のユーロ経済は好転したのか?
ちょっと調べてみたら、次の情報を得た。
→ スペイン、経済の立て直しでかなりの進展=IMF
→ スペイン経済改善するも、雇用創出が必要=IMF報告
つまり、失業率は相変わらず高く、経済活動自体が回復したとは言えないのだが、財務状況などの帳簿はよくなっているので、ひところの危機的状況は脱したと見なされている。そのせいでユーロ安を脱したいるらしい。
これはどういうことかというと、(私の考えでは)ドイツなどがユーロに金を出して、ユーロがスペインなどに金を出したから、「債務返済不可能でデフォルト」という危機が遠ざかったのだろう。
→ スペイン国債の利回り (グラフ)
ここで「5年間」を選んで表示すると、最悪の時点では、利回りが 7.6%となっている。(昨年7月)
このときは、最大の危機だと報道された。
→ ダウ・ユーロ・スペイン国債大暴落!イタリア・スペイン株空売り禁止!LIBORショックでユーロ崩壊・消滅目前!
しかし上のグラフを見ればわかるように、今では 4.5%まで下がっている。その分、金融危機は遠のいていることになる。危機以前の数値が 4.0〜4.2%ぐらいだったから、それと大差ない。金融危機は遠のいたと言えるだろう。そしてそれは、ドイツなどが大量の資金を投入した(または口先で約束した)からである。
一方、実体経済はどうかというと、相変わらずの失業率だ。
→ 経済危機のスペイン失業率、また最悪更新 若年層では半数超
これではとても経済が好転したとは言えない。まったく楽観できない。
ただ、経済は相変わらずひどいとしても、国民が来る市価というと、そうでもないようだ。
→ 経済危機なんて何のその!?スペイン人の失業事情
一部抜粋しよう。
4月28日、スペインの今年1月〜3月の失業率が27.2%に達し、過去最悪を更新したと発表された。16〜24歳の若者の失業率に至っては57.2%で、60%に迫る勢いだ。
(しかし)大学卒の失業者の場合、「こんな仕事をするなら、もう少し失業保険をもらいながら様子を見よう」と、あえて暫く仕事に就かない人も多い。スペインでは最大2年間失業保険がもらえるので尚更だ。
若者の失業率に関しても同様で、「良い仕事がないなら」ということで、旅に出たり、大学院などでさらに学ぶ若者も多い。
就職活動が上手くいかなくて自殺してしまう若者が急増したり、仕事が見つからないあまりに世間に顔向けできず引きこもりになってしまう若者がたくさんいる日本の状況と比べると、スペイン人たちは実に気楽に経済危機を過ごしている。
経済状況がひどくても、国民が不幸で自殺するわけではないのだ。むしろ、経済状況が好転していると見なされる日本の方がひどい。
たとえば、女性の就業率はとても低いのに、最初から諦めている人が多いせいで、女性の失業率はあまり高くなっていない。ここでは、「失業率が低い」ということが実態を表していない。日本では、(最初から諦めている人が多いせいで)「数値上の失業率」が低いだけだ。実態のとしての「未就業率 = 100% − 就業率」は、高いままだ。( 30%を越えており、先進国では突出した値。 → 女性の就業率加盟国中24位 OECDで )
一方、自殺率は、日本は4位。数値で見ると、スペインの4倍だ。
→ Wikipedia 「国の自殺率順リスト」
まとめ。
欧州の現状はどうか? (特にスペイン)
金融危機は、欧州の他の国の階級により、回避された。そのせいでユーロ安は脱した。
経済活動そのものは、相変わらず停滞したままである。「人々が働いて生産活動を増やす」という狙いが、まったく実現できていない。……とはいえ、これは以前からずっとそうなので、特に悪化したというわけでもない。
国民の生活は、意外にも、日本よりもいい。生活困窮者への対策ができているからだ。「最小不幸社会」の成立とも言える。日本では、豊かな人が贅沢をしているので、経済はいくらか公転してるように見えるが、庶民は給料が上がらないまま、物価高や消費税増税(予定)に苛まれそうなので、ひどいものである。特に、女性や子供が虐待されているようだ。
日本の自殺率がスペインの4倍という状況(困窮者にとってはほとんど地獄?)は、当面、解決の見込みはない。そのせいで、少子化が進んで、国家崩壊への道をまっしぐら。
[ 付記 ]
ただし、明るいニュースもいくらかはある。
・ 女性医師や看護師に対する援助
・ 保育所の普及の推進(横浜を真似よという運動)
これらが現実に進展していけば、状況はいくらか改善していくだろう。
● ニュースと感想 (8月28日b)
政府は、救急医療の体制を抜本的に改善するらしい。
→ Open ブログ: 救急医療の改善
● ニュースと感想 (8月29日)
(1)
前項は、追加情報を得たので、全面的に書き直しました。
→ Open ブログ: 救急医療の改善(改訂版) (前項)
(2)
火星移住の計画が推進されつつある。しかしそこでは重大な問題が見失われている。それはセックスだ。
→ Open ブログ: 火星移住の問題
● ニュースと感想 (8月30日)
中国が日本に対して敵対的であることの理由は、中国が民主化されていないからだ。では、中国を民主化するべきか? 案外、そうではないかもしれない。
→ nando ブログ : 中国を民主化すべきか?
( ※ 【 追記 】 を加筆しました。タイムスタンプは 8月29日 23:55 )
● ニュースと感想 (8月31日)
(認知症の)徘徊老人が線路ではねられたという事故で、鉄道会社が遺族に賠償金を求めた。では、徘徊老人は監禁されるべきなのか?
→ Open ブログ: 徘徊老人を監禁する?
● ニュースと感想 (9月01日)
女性雇用があまり進まないことの理由に、女性ゆえの「雇いづらさ」がある。この難点を解消する事業を提案する。
→ Open ブログ: 女性雇用の支援事業
● ニュースと感想 (9月02日)
(1)
関東大震災の人的被害の大部分は、火災によるものだった。火災対策には人家の延焼を避けることが大切だが、大阪市が遅れている。
→ Open ブログ: 関東大震災の教訓と大阪市
(2)
イプシロン・ロケットの打ち上げが失敗した。これは enchantMOON の失敗に似ている。
→ Open ブログ: イプシロンとenchantMOON
● ニュースと感想 (9月03日)
大地震への対策として、「高台への移転」というものがある。津波被害を避けるには最も有効だと見なされる。ところが……
→ Open ブログ: 大地震への対策:高台への移転
● ニュースと感想 (9月04日)
「投資減税」について。
アベノミクスでは、「金融政策」と「財政政策」のほかに、「成長戦略」というものがあるそうだ。その内容は? 実は昔の小泉政策と同様だ。「規制緩和」や「投資減税」など。
「規制緩和」というのは、うまそうな話に見えるが、実質的には何も効果がないも同様だ。小泉がやったのは結局、郵政事業の民営化だけ。それも揺り戻ししつつあるが、どっちみち、日本経済全体から見れば九牛の一毛にすぎなかった。その程度のことなのだ。
「投資減税」は? これは、実は、善というより把握である。そのことは、かなり前に書いたので、再掲しよう。
何をなしてはならないかもわかる。たとえば、「投資減税」だ。どうせ減税をするにしても、「投資拡大」では、方向がまるきり見当違いである。投資の拡大は、「低金利」だけで十分なのであり、それでもまかないきれないような投資をあえて促進するとしたら、「不採算事業の促進」をしていることになり、「不良債権となるべきもの」を増やしていることになる。とんでもないことだ。
( → ニュースと感想 2004年2月15日 )
投資の拡大は、「低金利」が原則である。そして、それは最大でもゼロ金利だ。これを上回るような援助は、「金利がゼロでも採算に乗らない事業」であるから、「不採算事業」なのである。そのような劣悪な(質の悪い)事業を推進するために税金を支出するのでは、日本経済をかえって弱体化する。
日本がなすべきことは、不採算の赤字事業(いずれは不良債権となる事業)を拡大することではない。そんなことをすれば赤字がふくらむだけだ。
では、正しくは? 日本経済に不足しているのは、供給ではなく需要だ。とすれば、供給拡大策である「投資減税」ではなくて、「需要拡大策」(国民への減税)こそが必要なのである。
「減税をすれば景気が良くなるだろう」なんていうふうにして、設備投資ばかりを増やせば、どうなるか? 簡単に言えば、「日本中の企業をシャープにする(赤字事業のためにやたらと投資を拡大したあげく倒産に近づく)」というふうになる。愚の骨頂。アベノミクスが狙っていることは、亡国政策なのである。
[ 付記 ]
ただし、現実には、たいていの企業は賢明だから、「投資減税」なんかを受けても、投資を増やそうとはしないだろう。それでも、いくつかの企業は、シャープみたいに「補助金目当てて投資を拡大しよう」と思ったあげく、過剰に投資をして、そのあげく、倒産寸前になるだろう。
シャープみたいな会社がどれだけ増えるか。……それが問題だ。アベノミクスが無効である打ちはいいが、もし愚かな経営者がその尻馬に乗るという例が多くなると、日本は致命的事態になりかねない。
【 関連サイト 】
→ アベノミクス、成長戦略第2弾=法人税率減税+設備投資減税か?
→ 成長戦略「秋には第2弾」 安倍首相、投資減税に意欲
● ニュースと感想 (9月04日b)
いじめの根源は、いじめをする本人がそれを「いじめだ」と自覚していないことだ……という告白がある。
→ Open ブログ: いじめ & いじり
● ニュースと感想 (9月05日)
(1)
東京へのオリンピック招致が進んでいるが、私は反対する。なぜなら、身障者対策ができていないからだ。こんな都市では恥をかく。
→ Open ブログ: オリンピック招致に反対する
(2)
名古屋駅前が集中豪雨で冠水して、海みたいになっている。一部のビルの地下にも水が流入した。
→ Open ブログ: 名古屋の地下に豪雨が流入
(3)
鳥島近海で地震が起こった。これで、南海トラフ巨大地震の発生がいよいよ近づいたようだ。
→ Open ブログ: 鳥島近海地震の影響
● ニュースと感想 (9月06日)
(1)
イプシロン・ロケットの失敗を受けて、JAXA が対策を発表した。しかしそれはあまりにも泥縄ふうだ。
→ Open ブログ: イプシロンの泥縄ふう対策
(2)
goo メールが有料化されることになった。無料サービスは終了。
では、移転先は? AOL メールか、Outlook メールだ。
→ Open ブログ: goo メールが有料化
● ニュースと感想 (9月07日)
(1)
ドコモで iPhone を使えるようになったというが、どっちにしても、馬鹿高い。それより、もっと格安で済む方法は?
→ Open ブログ: ドコモで iPhone よりも
(2)
北方領土の問題を解決するには、どうすればいいか? これについて論じた項目の最後に、新たに加筆した。
→ 「北方領土の解決策」 : nando ブログ
この項目で、最後の 【 追記2 】 という箇所。
● ニュースと感想 (9月07日b)
「消費税増税と金融緩和」について。
来年の消費税増税で景気が悪化しそうなので、その分、金融緩和をしよう、という見解がある。
→ 日銀、消費増税なら追加の金融緩和検討 金利低下促す
→ 焦点:消費増税対策に追加緩和の思惑、日銀は物価目標の実現性で判断
→ 消費増税時の緩和表明 日銀総裁「景気悪化なら」
→ 消費増税先送り牽制 日銀総裁 景気失速なら追加緩和
このような政策は、通常ならば正しい。たとえば、消費税増税で税率を2%アップさせるなら、同時に、設備投資を増やすため、金利を 3%程度引き下げた方がいいだろう。そのことで、消費税増税による消費縮減を、金利低下による投資拡大で、補うことができる。
しかし今はゼロ金利だ。金利はゼロよりも下げることができない。とすれば、このような金融緩和策は無効なのである。
このことは、私は何度も口をすっぱくして語ったが、池田信夫も同じ見解だ。私は自説を述べるだけで終わりだが、池田信夫は他人を攻撃するのが大好きだから、さっそく大攻撃をしている。
→ 「黒田バズーカ」は空砲だった | 池田信夫 (グラフあり)
これは正しい。池田信夫の説はたいてい間違っているのだが、金融緩和派(リフレ派)を攻撃するときには、正しいことを述べている。今回もそうだ。彼のこの主張は正しいので、きちんと読むといいだろう。
とにかく、ゼロ金利のときに金融緩和策(量的緩和策)を取っても、何の効果もない。そのことは、小泉政権時代に十分に経験したのだが、リフレ派はその事実から何も学ばない。か割に、乞う語る。
「あのときは規模が小さすぎたから効果がなかったんだ。今度は大規模にするから効果があるはずだ」……(*)
これで正しいことを言っているつもりだが、全然正しくない。論理的には、次のことならば成立するかもしれない。
「あのときは規模が小さすぎたから効果が足りなかったんだ。今度は大規模にするから効果があるはずだ」……(**)
しかし、(**)は成立しても、(*)は成立しない。
つまり、こうだ。
「入力が小さいから、出力も小さい」ということが成立するならば、そのときは「入力を大きくすれば、出力を大きくできる」と言える。
しかし、「入力が小さいから、出力がない」ということが成立するならば、そのときは「入力を大きくすれば、出力を大きくできる」とは言えない。その場合には、「入力を大きくしても、出力は大きくならない」となる。つまり、「効果のない措置をいくら拡大しても、効果は出ない。ゼロを何百倍に増やしても、ゼロはゼロだ」ということだ。
岩田や黒田は、そのことを理解できない。
0 × 100 = 0
ということを理解できない。彼らは中学校の算数を学んだ方がいいだろう。
そして、それができない限り、彼らは池田信夫には遠く及ばないのである。
[ 付記 ]
「現状では、企業収益も、労働者所得も、物価上昇率も、いずれもプラスだから、デフレは脱した」
という見解もある。しかしそれは勘違いだ。
企業収益はたしかに、いくらか好転している。しかし、労働者所得の上昇率は、物価上昇率を下回る。つまり、実質所得はかえって低下してしまっている。ここで、物価上昇率が高いのは、景気が回復したからではなく、円安のせいで輸入物価が上昇しているからだ。
結局、金融緩和によって円安が実現した結果、企業収益と物価は上昇したが、労働者所得はかえって低下してしまった。全部をまとめると、「円安による物価上昇」という状況下で、「国民から企業へ」というふうに所得が移転しただけだ。
これは決して「デフレ脱出」という状況ではない。「物価上昇のなかで富の格差が拡大している」というだけのことだ。そして、このような状況が続けば、消費が縮小するので、中期的には GDP はかえって縮小するだろう。(微減ではあるが。)
全部をまとめて言えば、「金融緩和による円安でデフレ脱出」という黒田政策は、完全にはずれてしまったことになる。金融緩和は、「円安」と「企業収益の改善」はもたらすが、「国民の所得増や雇用増」をもたらすことはない。それをもたらすには、「企業が国民に富を配分すること」が必要だが、現状はそれとは反対の方向に進んでいる。(たとえば企業減税とか、将来の消費税増税とか。)
● ニュースと感想 (9月09日)
(1)
地球温暖化の原因として、「温暖化ガス(炭酸ガス)のせいだ」という主張が優勢だったが、最近ではそうではなくなったようだ。
→ Open ブログ: 温暖化ガス説の没落
(2)
パソコンを長時間使用すると、ブルーライトが目に良くないので、ブルーライトをカットするメガネ(サングラス)が人気だ。これの代わりをする無料ソフトがある。
→ Open ブログ: f.lux :ブルーライト・カットのソフト
● ニュースと感想 (9月10日)
(1)
次期スパコンの開発が予定されている。そこでは大量の電力が必要とされる。ここで、うまい方法がある。コロンブスの卵ふう。
→ Open ブログ: 次期スパコンの電力の名案
(2)
オリンピック招致のプレゼンの動画が話題になっているので、紹介する。
→ Open ブログ: Feel the Pulse (プレゼン動画)完全版
● ニュースと感想 (9月11日)
「震災の被災地を復興するべきだ」という声は、なかば常識となっている。しかしその常識は正しいか? もともと人が住むのに適しない土地に、無理やり人が住むようにするために、ことさら大金を投入するべきか?
→ Open ブログ: 被災地の復興は必要か?
● ニュースと感想 (9月12日)
福島原発事故の原因は津波だ、と見なされているが、「それ以前に地震で破壊されていた」という見解がある。
→ Open ブログ: 福島原発事故の原因は津波か?
● ニュースと感想 (9月13日)
津波の被害を受けた土地(住宅地)は、住民の集団移転が進んでいるが、その跡地をどう利用するべきか?
→ Open ブログ: 被災の跡地をどうする?
● ニュースと感想 (9月13日b)
「消費税増税の方法」について。
安倍首相が消費税増税を決めたらしい。
・ 来年4月に予定通り実施。
・ 8兆円の増税になるが、5兆円分の景気対策も実施。
つまり、差し引きして3兆円の増税にすぎない。「だから景気を悪化させる悪い効果はあまりない」という腹づもりだ。
これをどう評価するか?
(1) 「消費税増税と同時に、景気拡大策」という方針自体は、間違っていない。私もそれがベストだと思う。このテーマで書くつもりでいたのだが、書く時期を失っているうちに、安倍首相の方が先に発表してしまった。 (^^);
(2) ただし、規模が良くない。「差し引きして3兆円の増税」では、やはり景気悪化の効果がある。むしろ、「差し引きして 10兆円以上の減税」であるべきだ。……とはいえ、こういう話は、私の自説の話になるから、ここでは特に論じないでおこう。
(3) 「5兆円の景気対策も実施」というが、その内容が問題だ。「企業減税」「投資減税」を主体とするらしいが、それが良くない。投資の拡大は、「金利の引き下げ」によるのが原則だ。ここで投資減税をすると、「ゼロ金利よりもさらに低い金利」を出すことになるが、それは「採算に乗らない赤字事業」を援助することになるから、まずいのだ。(前出)……ではどうすればいいか? 現状は、投資が足りないのではなく、消費が足りない。とすれば、消費を拡大するべきだ。また、消費税では消費を直撃するので、消費縮小の状況でさらに消費を縮小させて、いっそう景気悪化の効果がある。ここでも、消費拡大策が必要だ。
結論しよう。
安倍首相の「5兆円の景気対策」というアイデアは、悪くない。規模が小さいのが難だが、方向性自体は悪くない。
ただ、おおまかな方向性はいいが、「法人税減税」という具体策がまずい。そのそも企業は、利益拡大のさなかで賃上げを渋っていることで、大量の手元資金があるのだ。内部留保はどんどん積もっている。こういう「金持ちが金を貯めている」という状況で、さらに金を与えても、単に金が滞留するだけで、金が使われる(景気が拡大する)効果はあまりない。
「5兆円の景気対策」をするのならば、それはまるまる「国民のポケットに渡す」という形でなくてはならない。そういう形になった分だけが、景気対策としての効果を持つ。
現実には、「企業の投資減税」のような形になるのだろう。その結果、「5兆円の景気対策」をしても、大半の金は企業の内部留保となって、死んだ金となる。つまり、景気拡大の効果はない。ゆえに、8兆円の消費縮小を補うことは、とうていできない。
首相の目論見とは裏腹に、来年四月以降は、消費税増税による景気悪化が起こるだろう。「現状ではちょっと景気が回復している」という声もあるが、労働者の所得が増えない限りは、いくらか景気回復があっても、すぐに息が途絶える。そのような短期的な景気回復に目を奪われて、「いよいよデフレは脱出したぞ」と錯覚して、消費税増税なんかをすれば、来年4月以降は、景気悪化の下り坂を下るばかりとなりそうだ。
● ニュースと感想 (9月14日)
(1)
JPEG は、画像の劣化がひどい。PNG は、圧縮率が低い。もっといい圧縮方法はないか?
→ Open ブログ: 高性能な画像圧縮
(2)
ネット書店の honto で 500円サービスを実施している。
9月15日まで。初めての利用1回限り。
→ Open ブログ: honto で 500円サービス
(3)
宇宙探査機が惑星に近づいて軌道を変えることをスイングバイという。その原理を示す。
→ Open ブログ: スイングバイの原理
● ニュースと感想 (9月15日)
(1)
アップルが日本企業から技術を盗んでいる、と指摘した本が話題になっている。
→ Open ブログ: アップルは泥棒だ 2
(2)
腹を引き締めるために、腹筋運動をする人が多いが、スクワットの方が良い。
→ Open ブログ: 腹筋運動よりもスクワット
● ニュースと感想 (9月16日)
(1)
ドコモが iPhone を販売することで、Android 陣営の日本企業はシェアを大幅に失う。その理由を探ると、「自業自得だ」とわかる。
→ Open ブログ: 日本企業の自業自得(スマホ)
(2)
日本版 NIH の方向性が決まったようだ。しかし、全然ダメだ。
→ Open ブログ: 日本版 NIH の問題
● ニュースと感想 (9月17日)
(1)
真新しいショッピングモールが廃墟になってしまった、と話題になっている。これをどう解決するか?
→ Open ブログ: ピエリ守山をどうするか?
(2)
京都に豪雨が襲って、桂川が氾濫した。これはダムの制御で何とかならなかったか?
→ Open ブログ: 桂川 氾濫とダム制御
● ニュースと感想 (9月18日)
(1)
台風などによる豪雨のときには、ダムで事前に放流しておくべきだ、と前項で述べた。これに対する反論(togetter)があるので、解説しておく。
→ Open ブログ: 豪雨時のダムの事前放流
(2)
サイバネティックスとは、制御の方法。状況に応じて可変的に制御を変化させることで、制御を最適化する。(ダムとの関連)
→ Open ブログ: サイバネティックスとダム制御
● ニュースと感想 (9月19日)
(1)
iPhone が話題になっているが、新 Nexus7 LTE の方がお得である。私はそう判断する。
→ Open ブログ: iPhone よりも新 Nexus7 LTE
(2)
スマホの代わりのタブレット(Nexus 7)でなく、パソコンの代わりのタブレットとして使うのならば、下記製品が格安だ。
→ Open ブログ: 格安の Windows 8 タブレット
● ニュースと感想 (9月20日)
(1)
「起業すると大儲けできる」という見解があるが、ただの妄想である。引っかからないようにしよう。
→ Open ブログ: 起業でという妄想
(2) (台風前のダムで)事前放流をすることにすれば、貯水量を増やすことができる。
→ Open ブログ: 事前放流で貯水量増加
● ニュースと感想 (9月21日)
スマホでは iPhone が圧倒的に強い。ここで国産機が iPhone に対抗するには、どうすればいいか? その方法を示す。
→ Open ブログ: iPhoneに勝つ方法
● ニュースと感想 (9月22日)
スマホ(電話機能あり)を使うと、月 6500円以上かかるのが普通だ。これを半額ほどに激減させるには?
→ Open ブログ: 格安のスマホプラン
● ニュースと感想 (9月23日)
(1)
保育士が大幅に不足しているので、それを解決する方法を示す。一瞬にして数十万人の保育士を増やすことのできる方法。
→ Open ブログ: 保育士不足の解決策
(2)
テレビ放送などでは、パソコン画面をカメラで撮影した画像が現れるが、ドットが粗い。これを解決する方法。
→ Open ブログ: 画面撮影の方法
(3)
外国人労働者の導入について、朝日の社説があるので、紹介しよう。
→ nando ブログ : 外国人労働者の導入(朝日社説)
● ニュースと感想 (9月24日)
「関税によるテロ」について。
TPP では関税の引き下げが話題になっている。これと関連するが、「関税が高いと、テロが起こる」という話題がある。まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな。
まず、次のニュースがある。
ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で21日、覆面の武装集団が市内の高級ショッピングモールを襲撃し、39人が死亡、150人が負傷した。ソマリアの国際テロ組織アルカイダ(Al Qaeda)系イスラム過激派組織アルシャバブ(Shebab)が犯行声明を出した。
アルシャバブは、今回の犯行はソマリア政府を支援するためにケニアが行っているソマリアへの軍事介入に対する報復だと主張している。ソマリアでは現在、アフリカ連合(AU)の部隊がアルシャバブと戦っている。
( → ソマリアの過激派、ケニアの商業施設を襲撃 39人死亡
)
このアルシャバブは、ソマリアで最強のテロ組織だが、その武器を購入する資金源は、どこか? 調べると、砂糖の密輸らしい。
アルシャバブの「ネットワーク」はガリッサ住民の恐怖の的だ。その資金源は砂糖の密輸とみられている。
案内人によると、砂糖を入れた袋を積載したトラック20〜30台程度が連日、秘密裏に国境を越えてソマリアからケニアに入る。
ソマリアから来る砂糖は安く、ケニアでは重宝がられるからだ。国連の調査団も、ソマリアから木炭を湾岸諸国に輸出、逆に湾岸経由で砂糖を輸入し、この砂糖をケニアに持ち込む裏ビジネスにアルシャバブが関与していると指摘する。
地元報道などを総合すると、砂糖・木炭取引への関与でアルシャバブは年間数十億円を得ている疑いがある。
( → ソマリア 依然続くイスラム過激派“アルシャバブ”のゲリラ活動 )
ではなぜ、この密輸が可能なのか? 「ケニアが高率の関税を課しているせいだろう」と推定したが、まさしくそうだった。あちこちに細かな情報がある。
→ 「ケニア 砂糖 関税」 - Google 検索
これらの情報から、「高率の課税のせいで、テロ組織の資金源(密輸)が生じる」とわかる。つまり、関税がテロをもたらして、ケニアにテロ被害を起こしているわけだ。
とすれば、解決策もわかる。
「ケニアが高率の砂糖関税をやめればいい。そうすればテロ組織の資金源が枯れる」
ところが、現実には、そうしない。だからテロ被害を受けるわけだ。
知恵があれば解決が付くことも、知恵がなければ泥沼から抜け出せないままだ。
● ニュースと感想 (9月24日b)
(1)
JR北海道の脱線事故で、ずさんな安全体制が判明した。では、どうすればいいか? 安全策を整備すればいいか? いや、それではとても済まない。「廃止」が妥当だろう。
→ Open ブログ: JR北海道は路線廃止せよ
(2)
iPhone 発売にともなって、iOS 7 が登場したが、旧機種からアップグレードすると、トラブルが続出している。
→ Open ブログ: iOS アップグレードでトラブル
● ニュースと感想 (9月25日)
京都府八幡市で、集団登校する小学生に自動車が突っ込む事故があった。その事故の原因と対策は、ごく簡単だ。
→ Open ブログ: 京都府八幡市の交通事故
● ニュースと感想 (9月26日)
(1)
北海道の交通網は、どうするべきか? 鉄道を廃線するとしたら、代わりに何を用意するべきか?
→ Open ブログ: 北海道の交通整備
(2)
マスコミの記者向けに、インタビューの仕方を示しておく。
→ Open ブログ: インタビューの仕方
● ニュースと感想 (9月27日)
(1)
Google マップの情報は、かなり古いものがある。近年の情報が欠けているわけだ。
→ Open ブログ: Google マップの情報の古さ
(2)
同訓異字の漢字を、意味ごとに書き分けるべきだ、という見解がある。本当にそうか?
→ Open ブログ: 漢字を意味で書き分ける?
● ニュースと感想 (9月28日)
(1)
JR西日本の事故の裁判で、判決が出た。これを JR北海道の安全対策と関連させて考える。
→ Open ブログ: JR西日本と JR北海道(安全対策)
(2)
象が大量殺害された。中国の象牙利用が原因。これに対処するべきだ。
→ Open ブログ: 象の大量殺害
● ニュースと感想 (9月29日)
(1)
JR四国の状況は、JR北海道よりも悪い。全面的に路線を廃止するべきだろう。
→ Open ブログ: JR四国は全面廃線せよ
(2)
「素晴らしい先進的なITシステム」と称して行政が導入したものが、ただのゴミになっている、という例がある。
→ Open ブログ: 使えないIT
● ニュースと感想 (9月30日)
(1)
有料老人ホームは、2000万円以上の金を取って終身介護を約束するが、実際は5年で追い出す。大金を得て、ボロ儲け。これは詐欺だ。
→ Open ブログ: 介護詐欺(有料老人ホーム)
(2)
福島原発の汚染水は、どうしてこんなに問題になったのか? その本質を探る。
→ Open ブログ: 福島原発の汚染水の本質
(3)
横田基地を返還して、飛行場として利用することが好ましい。過疎地の振興のためだ。
→ Open ブログ: 横田基地の返還(飛行場)
● ニュースと感想 (10月01日)
(1)
日本中の原発すべてを、国が管理した方がいい。東電などの民間会社には任せておけないからだ。
→ Open ブログ: 原発を国有化せよ
(2)
津波対策にはいろいろある。内陸堤防もある。命山と呼ばれる人工高台もある。強力スピーカーもある。
→ Open ブログ: 津波対策の妙案
● ニュースと感想 (10月02日)
(1)
私のパソコンで、通信速度がやたらと遅くなった。変だと思ったら、通信回線のせいではなくて、無線LAN 子機がおかしかったようだ。意外。
→ Open ブログ: 無線LAN 子機の異常
(2)
原発の国有化(前々項)という話題に関連して、次の項目もあります。(以下略)
→ Open ブログ: 《 お知らせ 》
● ニュースと感想 (10月02日b)
「消費税増税の条件」について。
安倍首相は消費税の増税を実施する方針を決めた。
ここで増税による景気悪化を緩和するため、「法人税減税」などで、2兆円規模の減税を実施する見込みだという。増税額が 6兆円なのに、2兆円程度の減税をしても、総合的には景気悪化になると思えるが、それでいいというのが安倍首相の判断らしい。(他に財政措置を取るとは言うが、同時に他の増税も2兆円あるので、あれこれ勘案しても、全体では財政緊縮となる。特に家計にとっては大幅に痛手だ。)
一方、景気の状況は、こうだ。
8月の完全失業率(季節調整値)は4.1%で、前月から0.3ポイント悪化した。悪化は6カ月ぶり。
一方、厚生労働省の有効求人倍率(同)は前月より0.01ポイント高い0.95倍で、2008年5月以来、5年3カ月ぶりの水準になった。改善は6カ月連続。
( → 朝日新聞 2013-10-01 )
良いデータと悪いデータが混在しているが、全体的には「ほぼ現状維持で、いまだに不況を脱せず」と判断していいだろう。
物価上昇率は、円安のせいで、輸入物価の上昇があるが、需要が拡大したわけではないから、好況とは言えない。賃金水準は上がっていないから、国民の実質所得は減っている。一方で企業業績は改善している。全体的には「国民 → 企業」という所得移転が起こっているだけだ。
とすれば、政府としては国民に減税するべきなのだが、どういうわけか、企業向けに減税しようとしている。企業は現在でも内部留保がたっぷりで、金余りの状態なのだが、そこに金を与えても、景気回復の効果はほとんどないだろう。
さて。現状での増税が駄目なのは明らかだが、仮に増税をするとしたら、どういう形での増税がいいか? これについては、前にも何度が説明したが、こうだ。
「増税による景気悪化を相殺するために、金利を引き下げる。たとえば、2%程度、金利を引き下げる」
これを実現するには、現時点での金利が2%以上あることが必要だ。たとえば、3%から1%に引き下げる。一方、現時点では、金利はゼロ金利だ。ゆえに、これ以上引き下げることはできない。もちろん2%の引き下げなんて、夢のまた夢だ。
ここから結論できるのは、次のことだ。
「増税を実施するには、金利の引き下げが可能であるように、金利水準がすでに高いことが必要だ」
たとえば、金利が3%のときであれば、金利を1%に引き下げることができるので、3%ぐらいの増税が可能となる。
しかるに、現状では、その条件を満たしていない。従って、現状では、増税を実施してはいけないのである。増税を実施するとしたら、さらに景気が回復して、金利が3%ぐらいの水準になったとき(そのくらい資金需要が増えているとき)であることが必要なのだ。
各種の景気指標によると、現状はわずかに景気拡大の傾向が見て取れるようだ。とすれば、この状態を推進して、景気拡大を明白なものにしたい。資金需要を駆り立てて、金利が3%ぐらいの水準になるようにしたい。
ところが、その前に、安倍種首相は増税によって「景気に水をぶっかける」ということをした。寝たきりだった景気が、ようやく起き上がりかけたのに、そこに水をぶっかけることにした。これでは、せっかく立ち直りかけた景気が、ふたたびぶっ倒れてしまう。
その意味では、史上最悪の首相とも言えるだろう。
[ 付記 ]
クルーグマンが増税の愚かさを批判している。
→ ポール・クルーグマン、日本への緊急提言 ― 経済学101
● ニュースと感想 (10月03日)
(1)
新型 の Kindle Paperwhite が出た。視認性が向上して、価格は現在 2000円お得。
→ Open ブログ: 新型 Kindle Paperwhite
(2)
いじめ対策の名案がある。いじめっ子にクラシック音楽を聴かせることだ。
→ Open ブログ: いじめとクラシック
(3)
いじめに遭った生徒に向けて、アドバイスしておこう。
「いじめに遭ったら、それを掲示板に書け」
→ Open ブログ: いじめは掲示板に書け
(4)
不満がたまると、漠然たる攻撃性というものが発露されることがある。現代では、あちこちに見られる。
→ Open ブログ: 不定不満攻撃性
● ニュースと感想 (10月04日)
原発の放射性廃棄物の処理は、どうすればいいか? 10万年もかかるとも言われるが、大丈夫なのか?
→ Open ブログ: 原子力と科学
● ニュースと感想 (10月05日)
(1)
電子書籍の消費税を、どうするか? Amazonは課税を免除され、国内企業は免除されないが、どう解決するか?
→ Open ブログ: 電子書籍の消費税
(2)
大学入試の新共通テストで、1点刻みにせず、段階評価をする、という方針が示された。
→ Open ブログ: 大学入試の新共通テスト:段階評価
● ニュースと感想 (10月06日)
(1)
ダビンチの作品らしいものが新発見された。人物はイザベラ・デステ。この作品は本物か?
→ Open ブログ: ダビンチの新発見?(イザベラ・デステ)
(2)
ダビンチの作品らしいと言われる作品が 2009年に話題になった。この作品は、ダビンチ自身の作品(真作)である、と私は判断する。
→ Open ブログ: ダビンチの新発見(美しき姫君)
(3)
ホンダの新型フィットのハイブリッドは、トヨタとは違う新たなシステムとなっている。かなり画期的だ。
→ Open ブログ: ホンダのハイブリッド
● ニュースと感想 (10月07日)
Windows XP パソコンの期限切れの問題がある。「更新するには金がない」というのが自治体の立場だが、うまい方法がある。
→ Open ブログ: XPの期限切れ対策
● ニュースと感想 (10月08日)
(1)
WindowsXP から Windows 7 や 8 に移行するのを、支援するソフトがある。前項の最後にも加筆したものだ。「ファイナルパソコン引越し」というもの。
→ Open ブログ: OS の移行の支援ソフト
(2)
情報システム担当者は、企業にはいるが、自治体にはいないことが多い。いても、バラバラだ。ならば、それらを国家レベルで統合するといい。
→ Open ブログ: 自治体のIT組織を統合せよ
(3)
ストーカーの抑止のために改正ストーカー法が施行された。しかし、罰則だけでは解決しないようだ。病気としての治療が必要であるらしい。
→ Open ブログ: ストーカーは犯罪か病気か?
● ニュースと感想 (10月09日)
(1)
Windows XP の更新(パソコンの買い換え)をするとして、いつやるべきか? 「円高になった後」というのが、私の回答だ。
→ Open ブログ: XP の更新はいつやるか?
(2)
WindowsXP のパソコンに、Windows 7 や 8 を上書きインストールできるだろうか?
→ Open ブログ: XP に上書きインストールはできるか?
(3)
TPP の例外品目については、輸入障壁として、関税の税率をいじるよりは、輸入数量をいじる方がいいだろう。
→ nandoブログ 「 TPP : 税率か 数量か」
● ニュースと感想 (10月10日)
三鷹市で女子高生殺害事件が起こった。この事件から、ストーカー問題への対処を考える。
→ Open ブログ: ストーカー問題の対処は?
● ニュースと感想 (10月11日)
自治体 XP パソコンの現状を報道する記事があった。NHK。
→ Open ブログ: 自治体 XP パソコンの現状
● ニュースと感想 (10月12日)
(1)
政府の審議会が、「大学入試で面接試験を重視せよ」という方針を打ち出した。それについての情報を紹介する。
→ Open ブログ: 《 お知らせ 》
(2)
福岡市博多区の整形外科で 10人が死亡した火災があった。この問題を考察する。
→ Open ブログ: 火災事故の問題点(福岡)
(3)
10月になっても夏みたいな暑さが続く。では、冬はどうなるだろうか? 暑さが続いて暖冬になるか? それとも一転して厳冬になるか?
→ Open ブログ: 火災事故の問題点(福岡)
● ニュースと感想 (10月15日)
(1)
東大は、学生の入試に面接を導入するより、教員の採用に面接を導入するべきだ。
→ Open ブログ: 東大は教員採用に面接を
(2)
確率と統計とは異なる。このことは、疫学のような社会現象を扱うときに、際立っている。
→ Open ブログ: 確率と統計(疫学・放射線)
● ニュースと感想 (10月16日)
観光庁が「観光支援のため」という名目で、観光客の個人データを収集しようとしている。「はやりのビッグデータを使おう」というつもりらしい。
→ Open ブログ: 観光庁が観光客のビッグデータ収集
● ニュースと感想 (10月17日)
(1)
JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」が大人気だ。ではなぜ、これほどにも成功したのか? 他のJR各社も真似ができるか?
→ Open ブログ: ななつ星が成功したわけ
(2)
魚類の進化は、「軟骨魚類 → 硬骨魚類」という巡の進化だと思われていたのだが、そうではなかったようだ。
→ Open ブログ: 魚類の進化
● ニュースと感想 (10月18日)
(1)
大型台風の到来で、伊豆大島で多数の犠牲者が出た。このような犠牲者を出さずに済むには、どうすればいいか?
→ Open ブログ: 伊豆大島の台風災害
(2)
妊婦は非常につらい状態にある、と言われるが、産後ケアをしてくれるサービスを自治体が安価で提供している。(ただし自治体による。)
→ Open ブログ: 産後ケア・サービス
● ニュースと感想 (10月19日)
豪雨災害への対策は、どうするべきか? 「特別警報を出す」「ハザードマップを作る」などの案があるが、それでいいか?
→ Open ブログ: 豪雨災害と気象温暖化
● ニュースと感想 (10月20日)
(1)
伊豆大島の豪雨災害が起こったことで、「避難命令が出されなかったこと」と追及する記事がある。しかし、過去の責任を追及するよりは、未来の災害を予防するべきだ。
→ Open ブログ: 豪雨対策は事前に取れ
(2)
iPhone を購入しようとすると、店で 3000円程度のオプションを強制的に申し込まされるという。
→ Open ブログ: iPhoneで強制加入(au・ソフトバンク・ドコモ)
(3)
ホモ・ハビリスという種はなかった、という新説が出た。
→ Open ブログ: ホモ・ハビリスはなかった?
● ニュースと感想 (10月21日)
(1)
自転車の購入時に、「防犯登録料」の支払いを強いられる。これは抱き合わせ販売と言える。しかもどういうわけか、これは法的に義務づけられている。
→ Open ブログ: 自転車の防犯登録料は?
(2)
100円で買える自転車用品で、便利なものを紹介する。
LED 前照灯と、バックミラーだ。
→ Open ブログ: 自転車用品を100円で
● ニュースと感想 (10月23日)
中国の大気汚染がひどいことになっている。では、日本はどうすればいいか? 対岸の記事として笑っていればいいか?
→ Open ブログ: 中国の大気汚染と日本
● ニュースと感想 (10月24日)
防潮堤の寿命はどのくらいか? 100年もないだろう。しかるに、東北沿岸に次の津波が来るのは 100年ぐらいあとだ。
→ Open ブログ: 防潮堤の寿命は?
● ニュースと感想 (10月24日b)
iPad と iPad mini に新型が登場した。では、これを SIMフリーで使うことができるか? できるとしたら、その方法は?
→ Open ブログ: iPad mini を SIMフリーで使うには?
● ニュースと感想 (10月25日)
(1)
大型の台風が来そうだ。マスコミは伊豆大島のことばかり報道しているが、すでに起こった被害の報道よりは、これから起こる被害の予防に努めるべきだ。
→ Open ブログ: 台風と事前準備
(2)
手足を切断した患者には、幻肢や幻肢痛という症状が出ることがあるが、それを最終的に解決する方法が見つかった。
→ Open ブログ: 幻肢と義肢
● ニュースと感想 (10月26日)
何かにひとつのこと集中していると、他のことが見えなくなるものだ。つまり、知るべきことが無視されてしまう。
→ Open ブログ: 周辺無視(選択的注意)
● ニュースと感想 (10月27日)
(1)
iPhone でオプションの強制加入という問題がある。これは、「解約はすぐにはできない」という「解約拒否」が核心だろう。その対策は?
→ Open ブログ: iPhoneで強制加入 2
(2)
香川がマンUで出場できなかったのは、なぜか? このたび初めてフル出場したあとの監督談話で、理由がわかった。
→ Open ブログ: 香川がマンUで出場できなかったわけ
● ニュースと感想 (10月29日)
新国立競技場はあまりにも巨額になると批判されている。そこで、問題点を示して、かわりとなる代案を示す。
→ Open ブログ: 新国立競技場の問題点と代案
● ニュースと感想 (10月30日)
Google が検索アルゴリズムを変更した。Google は「改善した」と言っているが、依然として大きな難点が残っている。
→ Open ブログ: Google の検索アルゴリズムの難点
● ニュースと感想 (11月01日)
(1)
新国立競技場のデザイン案をつくったザハ・ハディッドには、前例がある。そこでは費用が3倍増となった。
→ Open ブログ: 新国立競技場の前例は3倍増
(2)
Webサービスについては、業界1位のみが成立する。2位は何とかなるが、弱小はつぶれるしかない。
→ Open ブログ: Webサービスの教訓
● ニュースと感想 (11月02日)
(1)
NHK の会長を、安倍首相がお好みの人にすげ替えるらしい。
だったら、もう受信料を払う必要はないね。これからは「政府の息のかかった国営放送」となるからだ。
→ Open ブログ: NHK の受信料を払うな(会長人事)
(2)
レストランで食品の偽装があった。これを「悪だ」と指弾する声が多いが、もっと問題なものがある。回転寿司だ。
→ Open ブログ: 食品偽装と回転寿司
● ニュースと感想 (11月04日)
戦後、日本の輸出産業が対米輸出をした際には、日系人の貢献があった。
→ Open ブログ: 輸出産業への日系人の貢献
● ニュースと感想 (11月05日)
(1)
大学入試に TOEFL を導入せよ、という動きがある。
→ Open ブログ: 大学入試に TOEFL 導入?
(2)
面接入試にはいろいろと難点がある。さまざまな難点がすでに指摘されている。だが、最も根源的なのは?
→ Open ブログ: 面接入試の難点:その根源
● ニュースと感想 (11月06日)
(1)
中型トラックの運転免許には制限があって、20歳(経験2年)以上でないと運転できないが、これを未経験者でも運転できるようにしよう、という動きがある。だが、詭弁だ。
→ Open ブログ: トラック免許の年齢緩和
(2)
LED 照明は白熱電球よりも長寿命だ、と言われる。しかし嘘だ。実際には白熱電球よりも短寿命であることがある。たとえば、風呂場など。
→ Open ブログ: LED照明は長寿命か?
● ニュースと感想 (11月07日)
(1)
薬のネット販売が解禁される見込み。ただし一部には制限が残る。楽天の三木谷社長が反発しているが。……
→ Open ブログ: 薬のネット販売
(2)
iPhone などのスマホで、ケータイ用の絵文字を使うと、該当の文字が文字化けすることが多い。また、本文全体が文字化けすることもある。
→ Open ブログ: スマホの絵文字で文字化け
● ニュースと感想 (11月08日)
「規制緩和は善か?」について。
規制緩和については、これを推進する声が強い。
「規制緩和は善である。余計な規制を緩和すれば、市場原理が徹底され、経済は改善するはずだ。逆に、規制があれば、市場原理は阻害され、そのせいで経済は成長しなくなる。デフレもまたその一つだ。規制緩和によって経済は成長するはずだ」
これは、小泉政権時代に強く唱えられた。竹中ふうの古典主義経済学。
しかしながら、景気回復というのは、そんな単純なものではない、と私は強く指摘してきた。景気変動や景気回復は、マクロ経済学的に論じられるべきものであって、市場原理なんかでは解決するはずがないのだ。
ただ、それはそれとして、規制緩和の是非を論じよう。
規制緩和は善か? 「市場原理こそ最善のものだ」という立場ならば、「善だ」と主張するだろう。しかし、よく考えてみよう。規制というものは、市場原理を阻害するために誕生したのではない。何らかの善なる効果を狙って誕生したはずだ。(なかには業者の既得権益を守るためのものもがあるだろうが、そういうのは例外だろう。)
規制緩和というものは、一般的には、「過度の自由さ」を抑止するためにある。ここで「過度」というのは「エゴイズムによる害悪」つまりは「犯罪性」や「社会悪」を意味する。経済分野に限って言えば、「詐欺」が代表だ。
たとえば、最近話題の食品偽装。こういうことが起こらないように、「正当な表示をするように」という規制が存在する。この規制を排除して、食品偽装を自由にすれば、市場原理によって経済が成長するだろう……なんていう理屈は成立するはずがない。たとえ経済が成長するとしても、それは、一般国民の犠牲の上に成り立つものであり、「盗人にも三分の理」であるにすぎない。
ここで、典型的な例に写る。規制緩和の代表は、「薬のネット販売の解禁」である。これを完全に自由にすればいいか?
そのことは、前日分で述べた通りだ。
→ Open ブログ: 薬のネット販売
要するに、「何でもかんでも自由にすればいい」というものではない。薬のネット販売を完全に自由化すれば、詐欺が横行する可能性がある。だから、何らかの規制は必要だろう。特に、それが健康被害(場合によっては死亡)をもたらす危険が高い場合には、必須だとも言える。
経済というものは、善人だけがやるわけではない。悪党もまた たくさん参加するのだ。それは、楽天の優勝セールを見ればわかることだ。
こういうことがあるがゆえに、「規制緩和は善である」というような一律の主張は成立しない。つまりは、悪党を抑止するための規制は必要なのである。
( ※ 規制は悪党を抑止する。だからこそ、楽天は規制に反対するのだろう。こう考えれば、すべては納得がゆくはずだ。)
● ニュースと感想 (11月08日b)
(1)
英語では発音と聴取(ヒアリング)が大切だ、と言われる。しかしもっと大切なものがある。討論力だ。
→ Open ブログ: 英語: 発音・聴取より 討論力
(2)
非モテ・キモオタの男性がリア充になるには、どうすればいいか? 人格を改造すればいい。では、どうやって?
→ Open ブログ: リア充になる方法
● ニュースと感想 (11月09日)
「クルーグマンのドイツ批判」について。
朝日新聞朝刊 2013-11-08 にクルーグマンのコラムが掲載されている。内容は次の通り。
「(ユーロ安せいで)ドイツの黒字が大幅に拡大している。(元安で)黒字大国の中国の2倍という巨額だ。これはおかしい。ユーロ危機のあとで、スペインなどは財政超緊縮で赤字幅を削減した。それにともなってドイツでは黒字幅が縮小するべきだったのに、縮小していない。そのせいでユーロ全体では大幅黒字だ。これは世界の赤字と不況をもたらす。ドイツの黒字は世界経済に悪化をもたらす。ドイツは黒字を縮小するべきだ」
その趣旨は、ごもっとも。だけど、肝心の話が書いていない。
「どうやって黒字を減らすのか?」
マネタリストなどの主流は経済学者ならば、こう言うだろう。
「財政赤字をもたらせば、黒字が減る」
それはそうだが、その規模は小さい。ドイツが今さらいくらか財政赤字を増やしても、超巨額の貿易黒字が減るはずがない。(財政赤字がドイツの通貨安をもたらすことがないからだ。ドイツマルクはもはやないので。)
ここまでいたって、核心がわかる。
「ドイツの貿易黒字の根源は、ドイツが独自通貨をもたないことだ。つまり、欧州共通通貨のユーロがあることだ」
だから、この問題を解決するには、「ドイツがユーロから脱退すること」がどうしても必要となる。それ以外のすべては無効だ。
なのに、その具体策を示さず、「ドイツは黒字を減らせ」と目的だけを述べるのは、提言としては不足している。具体策がないからだ。具体策は「ドイツがユーロから脱退すること」つまり「欧州共通通貨という理念を崩すこと」がどうしても必要となる。(ここではスペインやギリシャなどの脱退もセットとするのがいい。)
クルーグマンの言っていること自体は間違いではないのだが、話が尻切れトンボになっていて、一番肝心の話が抜けている。「画竜点睛を欠く」に似ているが、もっとひどい。比喩的に言えば、将棋で「王手」をかけたあと、王様を取らないで逃がしてしまうようなものだ。間抜け。
● ニュースと感想 (11月10日)
(1)
保育士が不足しているので、政府は保育士の賃金に上乗せをする補助金を出す。しかし、こんなことは馬鹿らしいので、やめるべきだ。
→ Open ブログ: 保育士の賃金に補助金?
(2)
保育所は多額の補助金を受け取っているのだから、不正受給の可能性がある。不正をきちんとチェックするべきだ。
→ Open ブログ: 保育所の補助金の不正チェック
● ニュースと感想 (11月11日)
(1)
IT分野で、日本企業は世界的に出遅れている。この問題を解決するには、IT分野で若い才能の育成を促す場が必要だ。
→ Open ブログ: ITの才能の育成
(2)
HTML に「検索タグ」というものを用意するといいだろう。(提案)
→ Open ブログ: HTML の検索タグ(提案)
● ニュースと感想 (11月12日)
(1)
女性にモテる方法がわからない人が多いようなので、私がモテる方法を教える。
→ Open ブログ: 女性にモテる方法
(2)
フィリピンで最大規模の台風被害があった。それに心を痛めている人は、寄付してもいい。では、どこに?
→ Open ブログ: フィリピンの台風被害への寄付
● ニュースと感想 (11月13日)
(1)
前項「女性にモテる方法 1」の続き。より長期的な方法。
→ Open ブログ: 女性にもてる方法 2
(2)
非モテが美人と出会う方法がある。どんな非モテであっても、すごい美人と出会える。嘘みたいだけど、ホント。
→ Open ブログ: 非モテが美人と出会う方法
(3)
ゆで卵の作り方のコツは、沸騰したお湯に卵を入れることだ。
→ Open ブログ: ゆで卵の作り方:コツ
(4)
斜陽会社が従業員に、退職を強要したり、出向を強要したりする例がある。そういう迫害を避けるにはどうするべきか?
→ Open ブログ: 斜陽会社と退職強要
● ニュースと感想 (11月13日b)
愛とは何か? 可愛い女性といちゃつくことか? いや、心の通じあう相手と見つめあうことだ。
→ Open ブログ: 愛とは何か?
● ニュースと感想 (11月14日)
(1)
ひどい非モテの男であっても、若くて可愛い女性と結婚する方法はある。うまい方法があるので、こっそり教えよう。
→ Open ブログ: 女性にモテる方法 3
(2)
プリウスは低速時にはモーター駆動なので、エンジン音がしない。そこで疑似走行音をスピーカーで発生するという。しかし……
→ Open ブログ: プリウスの疑似走行音
(3)
徳洲会の問題で、多額の不正資金が発覚した。これは国から得た多額の補助金を不正取得するに等しい。では、どうするべきか?
→ Open ブログ: 徳洲会の不正資金
● ニュースと感想 (11月15日)
(1)
フィリピンの台風被害で、寄付を募っている人が多い。そのような寄付を大規模化するために、チャリティを利用するといいだろう。(提案)
→ Open ブログ: 寄付とチャリティ(自然災害)
(2)
小惑星が地球に衝突する、という危機を回避するには、どうすればいいか? 小惑星に小惑星を衝突させればいい。
→ Open ブログ: 小惑星に小惑星を衝突させろ
● ニュースと感想 (11月16日)
(1)
モテるためには親切になるといい。誰に対しても。(好きな相手に対してだけ、ではない。)
→ Open ブログ: モテるためには親切になれ
(2)
フィリピンでは、物資不足が深刻だが、特にガソリン不足が問題だ。電力がないせいで、ガソリンが取れない。ならば、発電機を用意するのが根源だろう。
→ Open ブログ: 被災地には発電機を
(3)
トヨタとホンダのハイブリッド車が売れている。しかし、自動車取得税の廃止があれば、販売量が激減しそうだ。
→ Open ブログ: 自動車取得税でハイブリッド車が激減
● ニュースと感想 (11月16日b)
「アベノミクスは失敗した」について。
昨年末の安倍政権発足から1年ほどたって、成果が判明したようだ。「大胆な金融緩和で景気回復」というアベノミクスは、効果がなかった、と判断できる。
春ごろには円安効果で一時的に経済成長が見られたが、現時点ではその効果もなくなった。消費も投資もほとんど増えていない。かろうじて増えているのは、公共投資の分だが、これは、アベノミクスとは正反対の、ケインズ政策の効果だ。
一方、ケインズ政策は、当然のことながら、赤字の拡大をもたらす。借金して景気拡大というのは、タコが自分の足を食っているようなものだ。これと来年春以後の「消費税のアップ」とを合わせると、「右半身では足を食い、左半身では足を戻す」というようなもので、何をやっているのかわからないありさまだ。(単に全身のバランスが崩れるだけだ。)
というわけで、「アベノミクスは失敗した」と言える。失敗といっても、特に大きな弊害が生じたわけでもないから、「効果がなかった」「無効だった」と言える。
なお、上記の経済状況については、下記に記事がある。
→ 朝日新聞 2013-11-15
一部抜粋しよう。
《 アベノミクス1年、一服感 GDP年率1.9%増 》
内閣府が14日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)は、物価の変動や季節要因をのぞいた年率換算の実質成長率で1・9%増と前期と比べて伸びが半減した。GDPの6割を占める個人消費や、輸出が減速したためだ。
7〜9月期の個人消費は前期比0・1%増。1〜3月の0・8%増、4〜6月の0・6%増から大きく減速。GDPの成長率は4四半期連続でプラスだったが、4〜6月の3・8%からは半減した。
「第1の矢」のもう一つの効果、円安の恩恵を受ける輸出は前期より0・6%減。3四半期ぶりにマイナスに転じた。
今回のGDPの伸びを支えたのは、公共投資。補正予算による事業が7〜9月期に本格化し、公共工事の金額が前年同期よりも26・2%増えた。これによる押し上げが成長率1・9%のうち、1・4%と大部分を占める。
景気回復のバロメーターとされる企業の設備投資も3四半期続けてプラスだったが、プラス幅は前期よりも縮んだ。
この1年、株式市場は「アベノミクス相場」に沸いた。この1年で約7割も上昇した。
実体経済の回復はほとんどないまま、株価ばかりが大幅に上昇した。虚構の繁栄である。このままだと、来年春の消費税増税のころには、景気低迷と同時に、株価の暴落が起こるだろう。そのとき初めて、人々は「現状(の株価)は、あぶくのようにふくらんだだけの膨張だった」と気づくはずだ。2014年のバブル破裂。
● ニュースと感想 (11月17日)
(1)
安倍内閣が「成長戦略」として、地域限定の特区で減税をする、という方針を出した。良い案のように見えるが、馬鹿げている。無計画だからだ。
→ Open ブログ: 特区減税は無計画
(2)
小泉元首相が原発ゼロ論を論じている。最近また話題になっている。
→ Open ブログ: 小泉の原発ゼロ論
(3)
蓄光という概念がある。夜光(塗料)とか蛍光とかに似た概念だが、その明るさははるかに強い。
→ Open ブログ: 蓄光(≒ 夜光塗料)
(4)
プロ野球選手が大リーグに移籍するポスティング制度の改定で、いったん合意されたものが不合意になった。このことで日本側の損失は 20億円程度になるだろう。
→ Open ブログ: ポスティング不合意で 20億円の損失
● ニュースと感想 (11月18日)
(1)
「糖尿病にならないためにダイエットしよう」という厚労省の啓発がある。これを否定する見解が、はてなブックマークで人気だ。
→ Open ブログ: 糖尿病とダイエット
(2)
夜になると何か食べたくなるが、それだと太ってしまうので、ダイエットしたい。では、どうやって? 牛乳だ。
→ Open ブログ: 夜のダイエット(牛乳ダイエット)
(3)
TPP の交渉で、コメの関税率をゼロにすることが要求されている。では、コメの関税率をゼロにすることは可能か?
→ nando ブログ : コメの関税ゼロは可能か?
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